テーマ:最近買った 本・雑誌(6851)
カテゴリ:ホテルのブログ
個人的に、小説家の中で最も気に入っているのが“宮部みゆき”氏です 多分、文庫化されている作品は、全て読破していると思います “宮部みゆき”氏の作品を読み出したキッカケは、「新潮文庫の100冊」です。 そこでは、代表的な作品の1つである「火車」が紹介されていて、「面白いかも」と思い、読んだのが“最初の1冊”でした。 もう10年以上前のことです。 以降、「レベル7」、「龍は眠る」、「クロスファイヤー」、「蒲生亭事件」、「理由」、「模倣犯」等々、とにかく、飽きさせないストーリー展開に、時間を忘れて読み続けたものです 今回、久し振りに角川文庫から『おそろし』という作品が出版されました 私の場合、とにかく待ちに待った“宮部みゆき”氏の作品ですから、「買い」でした さて、この『おそろし』の内容は、 江戸時代が舞台で、実家で起きた事件をきっかけに、心を閉ざしてしまった娘“おちか”が、叔父夫婦が営む江戸の「三島屋」に身を寄せます。 知人のいない環境で、一心不乱に働くことで、事件を忘れようとする訳です。 ある時、“おちか”は、叔父に訪問客の話し相手を命じます。 訪問客が話す内容とは、不思議に満ちた話しで・・・ そこから、「三島屋」による「百物語」が始ります。 「百物語」とはいえ、『おそろし』で語られるのは、何れも恐ろしい話し、というよりは不思議な話しばかりで、“怪談モノ”が苦手な方でも読みやすいと思いますよ(怖い、という感じはありません)。 このお話し・・・、まだ5話しか語られていませんので、今後、シリーズ化されるのでしょうね ちょっと、楽しみです。 にほんブログ村・各種ランキングに参加中 『facebook』始めました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.05.30 13:55:17
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