3月に入ってから暖かい日が多く、
我が家の前の桜の蕾も膨らんでピンクの花びらを覗かせています。
今日の坐禅会@茅山荘、冬の花、椿は落花し、
蕗のとうも、蕗も、羊歯も芽吹き、その姿を見せてくれています。
坐った後、お茶しながら今日の勉強会『伝心法要-四』。
「心(しん:形のない宇宙)」の「相(そう:あらわれ」としての春の働き。
「心不可得」、心(宇宙)は不可得(見たり示したりはできない)だけれど、
働きが春を証明している。
この目に見える「相」にとらわれるのではなく、大事なのは「心」という本体。
この「心」そのものが「仏」にほかならない。
人間についても「相」のみを見て理解するなら、それは「道」ではない。
テキスト読みながら、一照さんのレクチャーうかがいながら理解を深めました。
明日からはまた寒が戻るとか…。
何も春の歩みを止めることはできないけれど、体調崩さないようにご注意くださいね。