ヤングチャンピオン烈 Volume.22
すっかり秋めいてきてしまいましたね。●青春ポップ!(北河トウタ)巻頭カラーで水着。前回は学校のプールだったのでスクール水着でしたが、今回は海なのでビキニです。キョードーセンセンを張ることになった彩乃と小島さんがさっそく行動を開始。作戦名は「溺れちゃったフリDE初キッス」溺れたフリをした彩乃が朔太に助けられ、その後浜辺で初キッスをするという見事な作s…こんなもん作戦でもなんでもねぇ!!そんな彩乃のチンケな策は監視員さんによって阻まれましたが海では小島さんのブラが取れるというドキドキイベントが発生。なぜ小島さんまで海に入っているのか、という疑問は生乳の前では些細なこと!「ミュージックアワー」の歌詞が引用されて2人の恋愛感情を煽りますが、その直後に乳首が立ったとか固くなったとか言われたらその感情は恋愛ではない別の何かではないかとツッコミを入れざるを得ませんwまぁ性春…もとい青春だからな! 性欲と恋愛感情なんて同じ同じ!作中の歌詞が何の曲のものなのかすぐに分かったのは今回が初めてでした。そして毎回サブタイに曲名が使われてることに気がついたのも…鈍くてスイマセン。しかし引用される詞は毎度毎度ストレートすぎて読んでてこっぱずかしいですな。●学徒のベクトル(もりしげ)第3話。今回はふぃろふぃろ部のみんなでギャル文字を解析したり在人の意外な中坊時代が暴かれたり。初回を読んだ時は「これはラブコメ漫画になるのか」と心配しましたが今回はなんだか皆さん顔を赤らめがちでした。しまいには在人が「三島部長が好きかも…!?」とか言い出す始末。これが恋愛感情なのかはまだ分かりませんが、とりあえず女の子に格好良く思われたいという感情は持ち合わせていたようです。ケータイ小説や厨二病に続いてメンナクもふぃろふぃろの対象になるのかな?第2話で在人がカミュを読んだ時の背景(文字がびっしりのコマ)にテーマになりそうなことが色々書かれてるんですよね…文学的な文章が書かれてるのかと思ってスルーしてましたw●まじらぼ(伯林)今回は2本立て。なにげに人気があるっぽい?「ププッピDo!」と違ってコマ割りに遊びが全く無いのでお色気シーンでも絵が小さいのはとても勿体無いと思いますw●EVILIVE ~イビリブ~販促編(D.P)本編終了後に描かれる単行本未収録の販促漫画。こういうの久々ですね。力を失って保健室の先生になったジエンドが体を乗っ取られた志貴にヤられる話。服装は派手だけど仕事ぶりは意外とマジメですね。オチ扱いのベル子は可哀想でしたが、単行本を売るためだから出番が無いのは仕方がないなw●ヘンコイ!(東鉄神)前号では手で受け止められた黄金水ですが、今号では顔面で受けました。烈はコンビニで売ってる割に内容が上級者向けすぎる!この見開きは読者の嗜好によって反応が分かれそうwあと妙に色が濃いのでほのかさんの健康状態が心配です。処女以外は「中古女」扱いする中田が暴走しだして次回最終回!処女膜を再生すれば経験があっても処女って、完全にサイコ入ってるなー。一回使われてるんだから中古なのは変わらんだろうに。●A.C.D.C.II(原作/CIRCUS 漫画/かゆらゆか)烈という雑誌の中では絵と内容が「WAVE」の次くらいに浮いてる。●NIGHTMARE MAKER(Cuvie)前回の茅野先生は他人の夢の中の人でした。なるほどそういうパターンもあるのか…と読者が感心していた直後に夢と現実の区別がつかなくなってる茅野先生登場。今まで散々危ない橋を渡ってきた彼女ですが、今回ついに誰もが認めるエロ漫画界の住人になってしまいましたwいやーガチですねこの人は。烈に青テープが付いてないのが不思議に思えるくらいガチ。挿入される直前に一瞬正気に戻るけど、直後に即どうでもよくなるとかもうどうしようもないですな。これが読みきりのエロ漫画ならここで完結しても特に問題無いんですが連載漫画なのでこの後も茅野先生の人生は続くんですよね。結局どうなってしまうのか気になります。●ひめごと(堀多磊音)煙管の「らう」と幼馴染の歌子が新をめぐってオカルトバトルを繰り広げると思いきや、意外にも肉弾戦でした。歌子の幼児体型にも驚きましたが、肌着やブラをしていないのにもビックリw赤貝の刷り合わせは大きなコマでどーんと描くのに、接吻は寸止めなんですね…そもそも順番が間違ってる気がするw結局女性陣全員参加の修羅場を迎えて以下次号。ちなみに今回主人公は何もしてませんでしたw●星空モノクローム 前編(介錯)センターカラー。教室内では対立する番長と委員長が放課後の屋上では何やらアヤシイことをしている、という感じのエロコメです。本番どころか接触も無いのはこれが前半だから?話自体には引きが無いので後半どうなるのかは全然分かりません。期待しにくいなー。●獣臣蔵(原作/倉田英之 漫画/館尾冽)味方に裏切られたり人が死んだりとハードな展開が続いてます。なんか普通の時代劇アクション漫画みたいだ。●お気に召すままご主人サマ(いとうえい)主人公とヒロインが引き裂かれるという、作品全体の佳境に持ってきてもおかしくないエピソードだというのに待っていたのは単なる日常の続きでしたw職業訓練校でのほのぼの具合は悪くなかったけど、なんか勿体無いな~。イブが何をしたかによって今度こそ急展開が起きる?●ヴォイニッチホテル(道満晴明)覆面支配人以外のほぼ全ての人物が一挙に登場。欄外の人物紹介も賑やかです。というかこの欄外が無かったら誰が誰だか判らなくなってた。間宮姉妹の目がどういうことになってるのか気になります…空洞なの?●白パイ2(山根章裕)前回載った読み切りの続編。やることは大体同じです。こんな一発ネタを引っ張るとは…ってまだ続くんかい!●Lの鼓動(戸田陽近)烈では競馬漫画家で通っていた戸田陽近の学園エロコメ読み切り。エロコメなのにアクションシーンでやたらと動きまくるのは派手な漫画が好きだからなんでしょうね。エロと同じくらいにw「禁断の園」「鉄壁のガード」とまで例えられたんだから生徒会長がぱんつを見せるのは最後の最後かと思ったんですがクライマックス直前で思いっきり(読者に)見せたのは残念でしたwそこはもっと引っ張っても良かったと思います!●ザ・弁闘(ホリユウスケ)いつものように歴史と母をコジツケる話ではなく、今回は息子がメイン。「弁闘」とは、ニート2人が母親の手作り弁当をどちらがより度胸のいる環境で食べることができるかを競う勝負…だと思われます。色んな意味でニートにしかできないなこれは…。●WAVE(漫画/THE SEIJI 原案/藤村ZEN 監修/藤下真潮)扉はマッキントッシュ クアドラ800。発売は1993年です。CPUは33MHz、メモリは8MB、HDDは1GB、お値段はなんと1,108,000円。当時の自分が「マックは高級品」というイメージを持っていたのは、多分この機種の影響です。主人公3人の生きる道はまさに三者三様に。背伸びしたい中小企業にしょーもないもんをフッ掛けてる堀川が一番マトモというのはどうしたもんかw 黎明期のIT業界はえげつないですねー。そういえばこの漫画って、時代の流れを当時のコンピュータやその業界でしか描かないんですよね。どんな歌が流行ったとか全然触れない。それどころか西暦すらも書かれない!「SFCにストIIが移植された」とか「コミケがまだ晴海で開催されてた」とか、当時を知る人以外にはヒントにもならない情報だけで表現されるのはなかなか思い切ったことをしてるんでは… まぁ知らない人は読んでないかw●熱烈!チェリー道場「大烈論」というコーナーが始まって、漫画の感想よりも雑誌についての感想の方が多くなってしまいました。この手の雑誌の読者ページとしては珍しいけど、ぶっちゃけ読者の感想とか全然読まないのでこっちの方が読み応えはあります。主人公が不良のスポーツ漫画って、珍しいというよりむしろ王道なんでは…。●次号予告「ヘンコイ!」と「ひめごと」が最終回。初登場作家はいないようですが、烈の予告なので油断は禁物です。