先週は幼稚園のユニフォームが支給されました。まだまだ日中はノースリーブが必要だというのに、秋冬用のジャージの上下をまず受け取ることになりました。
サンパウロではどこの公立幼稚園も公立小学校も同じデザインの衣服です。ブラジルの子供たちにはよく似合うように思います。左胸の辺りにサンパウロ市のマークがついているので、ブラジルでは他の地域に出かけるときにこれを着ていると、一目でサンパウロからやってきたことが発覚することに!
相変わらず、あまり幼稚園に行くことは乗り気でない息子ですが、昨日は幼稚園に迎えに行くと、お友達に「オンジ・ボセー」などといっていました。どうやらかくれんぼらしきことをして遊んでいたようなのですが、とりあえず、子供には子供同士の世界があって、言葉だけではなく、いろんなことを学んでいるようです。
ちょっと気になることは、私がポルトガル語で息子に話すと、どうも気に入らない気配があります。生まれたときからそうだったのですが、基本的に日本語で話している母親で、その言葉が中心と思って育っている子供にとって、たとえ、周囲でポルトガル語を聞く機会が多くても、彼らの言葉はやはり子供にとってはまだまだ‘バルバロイ’の言葉のように感じるのかもしれません。そして、その言葉を話す母親は、いつもの母親ではないと感じるのかもしれません。