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テーマ:最近観た映画。(40093)
カテゴリ:review
今宵はちょっとホラー系を。しかしつまんなかったスねぇ~。 オープニングの作りなんか、おぉなかなか……とは思ったんだが、いかんせん内容も作りも二番三番煎じのホラー系クリーチャーもの。 今回メイン張るのは無実の罪をきせられて虐殺された乳歯を集める老婆の怨念が生んだ「トゥ-ス・フェアリー」。 その基になってるのは、抜いた乳歯を枕の下に置いておくとそれを集めて持って行くアメリカで親しまれている妖精の伝説なのだが、それをこれに見出されたら何をしたというわけでもないのに延々と取り憑かれ、明るい中にいないと関わった者共々引き裂いて殺してしまうという、なんとも理不尽な怨霊にしてしまった。 ま、その設定が緊迫感を保たせるところなんだが、イマイチ惹きつけがない。色は「ジーパーズクリーパーズ」系なので、これがなければいくらか新鮮味はあったかもしれないが、いかんねぇ…。 大体スタン・ウィストンが手がけたクリーチャーってのもイマイチ嫌悪感が希薄なんだが、何より耐性のついた恐怖感を揺さぶるには、もはや脅かしだけでは通用しない。いや、見終わった後暗闇が怖かったあの頃の感覚を、今後のホラー映画に求めているのが無理なのだろうか。 そういうわけで話の大半が暗い中で展開されるので、スカッと抜けの良い画質は望めないが、つぶれることなく踏ん張ってるの結構神経使った撮影なのかな。楽曲使いはあまり記憶にないです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.13 20:02:26
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