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2014/02/13
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カテゴリ:スポーツ
今月11日に弟子・中嶋勝彦との闘いに敗れ、突然引退発言していたプロレスラーの佐々木健介(47)が13日、都内で記者会見を開き、現役引退を正式に発表した。佐々木は「長きに渡り、リングに上げていただきありがとうございました」と深く一礼し「思い残すことは何もない」と完全燃焼を理由にあげて笑顔をみせた。

 引退を決意したのは、先日の師弟対決だといい、佐々木は「勝彦の試合で負けたとき、うれしかった。あいつはどんなきつい練習も頑張ってきた。一緒に乗り越えてきた。その男が、佐々木健介に勝った。めちゃくちゃうれしかった」と、一番弟子の“親父超え”を感慨深げに振り返った。

 その一方で、「でも、昔の俺だったら、悔しがっていたと思う。負けてうれしかったということが頭をよぎったとき、佐々木健介というプロレスラーは終わったなと思いました」と、淡々とした口調で語った。

 引退試合について問われると「自分の中で、11日の勝彦との試合で納得したから、(引退発言を)言ったんだと思う。こないだの11日の試合で終わりたい。あの試合があったからこの感情になった」と説明した。

 会見には、妻で元プロレスラーの北斗晶も駆けつけ、最愛の夫をねぎらった。

 佐々木は、1986年2月16日に全日本プロレス後楽園ホール大会でデビュー。翌87年に新日本プロレスに入団し、以降トップレスラーとして多くのタイトルを獲得。2003年にフリー転身後は、各団体に参戦して活躍。08年には、第13代GHCヘビー級王座となり、新日本のIWGP、全日本の三冠ヘビーと合わせて初の国内3大メジャータイトル戴冠という快挙を達成した。12年10月には頸椎(けいつい)椎間板ヘルニアのため長期欠場するアクシデントにも見舞われたが、昨年2月に復帰した。





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Last updated  2014/02/13 11:15:44 PM
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