ありきたりの毎日の中で(旧館)

2006/11/01(水)08:35

最近のいじめ自殺について考える

最近、いじめ自殺が増えている。自殺者が自殺者を生むといった連鎖反応もあると思うが、異常に多い。 いじめは生徒同士のものが多いだろう。いまでもそうだと思うが、最近では教師の側がいじめに荷担していたということが増えている。 教師があらゆることで処分された人数が1200人におよぶという。 どういうことなのか・・・ 教育云々については語るつもりはない。賛否両論あるだろうし、簡単に片づく問題ではないから・・・。 それはともかくとして、教師の質が落ちている現状は否めないだろう。私は教育としての体罰はゆるされるべきと考えているが、最近では教育としての体罰を超えているというかそのあたりの曖昧な部分を肌でわかっている教師が少ないのではないか・・・ 何もわかっていない教師が体罰と称して暴力を振るう。自制が効かないから生徒を傷つける程ひどくなる。 逆に体罰をしてはいけないという理由から言葉の暴力に打って出る。そういう教師もいる。 今回の岐阜県の女生徒がいじめを苦に自殺したのも同じ理由だろう。 学校側は言葉だけであれば証拠もないし、隠せると思っているのだろうか・・・ 「いじめがあったとしてもそれが自殺の直接の因果関係があるとはいえない」などと馬鹿なことをいう学校側・・・その言葉そのものがいじめを軽視している証拠だろう。 ようやく謝罪をした学校に対して、自殺した両親の対応は立派だったと思う。自分であればおそらくそういう対応をする学校、教師に対してまともな状態では対応できないだろう。TVカメラがあったにせよ・・・ 言葉というものは時に殴る蹴るより大きな暴力になる。言刃とも言われるようにヒトを刺し殺しかねないもの・・・ 友達同士でも深い心の傷を負うこともある現在、生徒に対して指導者たる教師から受ける言刃は生徒に対してどんなにか深い心の傷を与えてしまうだろう・・・ その点をよく理解すべきだと思う。 確かに受け手の側も問題はあるかもしれない。それはあったにせよ、生徒一人一人の性格をしっかりと踏まえた上で対応する必要があるだろう。 教師の側には先ず、教壇に立つ前に知識よりも自制心を磨いてもらい、それと共に是非心理学も学んで頂きたいものだ。

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