LOTUS ESPRIT SE &LOTUS OMEGA CARLTON

2022/10/01(土)23:27

レパードのエアミックスドア アクチュエーター修理

ファミリーカー&イベント(57)

マイレパードXSⅡの、エアコンの温度設定スイッチは 本来エアコンコントロールスイッチのスライドで温度設定できる いわゆるオートエアコンだ しかしなぜか、手に入れた当初からスイッチは機能せず ステアリング下に伸びたワイヤーを操作して温度調整するように改造されていた そんでもって、よくわからないサーボユニットみたいなものが2個付属していた 古いクルマと言っても、死んだスイッチがあるというのは許せない ということで、修理することにした まずはステアリング下のワイヤーをたどっていくと、オーディオ(ナビ)の裏に続いている オーディオ(ナビ)を外して見ると ワイヤーでエアミックスドアのレバーを操作できるように、うまいことガイドを固定してある よくまあ ここまで手をかけるなら、アクチュエーターを修理したほうが・・・とも思うが まずはワイヤー一式を取り外して、アクチュエーターのマウント部分を眺めてみると あーっ!これ、例の2個付属してた部品がぴったんこハマるな つまり、1個壊れて、中古部品か何かを試したけど治らなかったと思われる 早速そのアクチュエーターの1個をハーネスにつないで試してみる エアコンの温度設定スイッチをスライドさせてみると ・・・無反応 試しに車両側ハーネスにテスターをあてると、通電してる場所もある では、アクチュエーターを分解してみる モーターそのものは直結させるとちゃんと動くし ギアの欠けやギアに連動する接点の異常もない 整備要領書のとおりに試してみるが モーターの可動範囲と連動する抵抗値の変化とか イマイチ正しい値なのか分からない もう1個のアクチュエーターも同様だ ではコントロールスイッチそのものに問題があるかもしれないので 予備で持っていたものに交換してみる スイッチにくっついている吹き出し口変更ワイヤーまで外すと厄介なので ハーネスだけつなぎ替えてみる ・・・無反応 何が悪いんだろうなあ コントローラーそのものか配線か なるほど、これならあきらめて、ワイヤー直結したくなるのも分かるな いろいろ試すと出力軸の可動範囲は、本来は制限があるはずなのだが 一旦通電させると制限を超えて回ってしまい、可動域から外れて動かなくなるようだ 少しずつ噛み合わせの位置を変えても、ピシャリの場所が見当たらない このアクチュエーターには作動域や定点を記したト書きがびっしり書かれているので 先代も相当苦心したことが見受けられる ・・・アクチュエーターはもちろん製廃 おそらくだが、このセミオートエアコンは セミオートなりに室内温度を感知して、このアクチュエーターを動かしているので その辺の連動がうまくいってない感じがするなあ・・・ もうこうなったら、スライドスイッチに連動して クールに下げたらとにかくクール ホットに上げたらとにかくホットなのって状態に持っていくしかない 配線図とにらめっこして、アクチュエーターの抵抗部分を短絡して とりあえず連動してサーボモーターが動くようになった! が、なぜかしばらくすると可動域をはみ出しフリーズしてしまう こうなったら1段シンプルなエアコンコントロール系と置き換えてみる F31レパードと近しいエアコンで 室内の温度を読まないタイプのC32ローレルの エアコンコントロールアンプと ハーネスと ヒーターコアを入手し レパードのエアコンと置き換えてやるう の前に 入手したヒーターコアに レパードのと同じエアミックスアクチュエーターが付いていたので 試しに接続してみる 治っちゃったよ・・・ あれ?やっぱり結局アクチュエータ??? まあ結果オーライだがC32ローレルのエアコン部品どうしようかな まあ軒並み高騰中のレパードの部品に比べれば ローレルの部品は安く手に入ったので、良しとするか アクチュエーターを組み付けて、オーディオ(ナビ)を戻して完成! なんにしても、製廃アクチュエーターを2個揃えた先代からの格闘に 終止符が打ててよかった良かった

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る