新着記事一覧 | ちょっとの工夫であなたの家が素敵になる～まみの魔法のレシピ～

言葉が通じなくても。。。

先日、サロンに来られていたご近所の方からパーティのお誘いがありました。そこのお宅には、アメリカの留学生をホームステイしているので、ぜひ、日本文化を知ってもらうためにも書道の実演を見せて欲しいとのことでした。留学生たちの色んな出し物がある中、最後に色紙に名前を書いてあげることに。。。みんな名前に漢字をあててリクエストしてきました。「照（テリー）」「美々（ビビ）」「努々（ドド）」など。。。また、どんな日本語が好きかと訪ねると返ってきたのがなんと、『改善』『輝く』でした。前向きでパワーのある留学生がまぶしく感じられました。文字は楷書ではなく、その人の第一印象からイメージして即興で書くと、みんな真剣なまなざしで見入っていました。たくさんの「あ・り・が・と・う！」をもらい、私も元気になって帰りました。留学生が持ってきてくれた、色んな国の料理もおいしかった！

June 21, 2006

ほっと一息ついて。。。

ここ２、３週間いろんなことがあり、バタバタとしていたので、ちょっと深呼吸して、落着かないと。。。庭の花を摘んでテーブルに。こんな小花のように自然にそして延びやかに。。。昨日の臨書講座では、会長先生から『いろんな紙を使ってるネ～』とのコメント。毎回、紙や筆を微妙に変えているのをさすがご存知でした。また、先日の書道専門店でスタッフの方が初心者向けの紙の話やデザイン表具の注文のコツなど、色々教えてもらうことができ、まだまだ勉強していかないとと思いました。今日も、表具屋さんとの打ち合わせをする予定で、サロンで作った『チュラルインテリアにあう書』の完成も間近です。また、後日見て下さい。

June 20, 2006

飾り棚も夏に模様替え。。。

和室にある飾り棚。かんたんな夏の演出をしてみました。波模様のてぬぐいを適当に折って、そこにアンティークの氷コップとブルーのお皿を配しただけのかんたんなもの。夏らしさのポイントはガラス器などの清涼感のあるものと藍色×乳白色の色使い。風鈴の音が涼しさを増してくれます。

June 14, 2006

夏のインテリア書『海』

夏をイメージしてナチュラルインテリアにあうインテリア書を作ってみました。フレームに白のネットと貝がらをほどこし、夏らしく演出してみました。文字も墨だけでなく、シルバーのポスターカラーを混ぜ、清涼感と優しさをプラス。。。窓辺にグリーンと一緒に飾る予定です。

June 10, 2006

わぁ、すてきと言わせるインテリアにするには。。。

私のインテリアの考え方としては、ベースのインテリアは、飽きのこないベーシックな色使いや材質で統一感を出し、季節感のあるものや話題性のあるものに色や質感をプラスして楽しみたいと思っています。私の周りには、子育て真っ最中で忙しい方も多く、どうしたらお友達をよんだ時にすてきなインテリアにできるかという質問もよく聞かれます。まずは、１つの小さな場所を決めて、そこだけは定期的にミニディスプレイされてはいかがでしょうか？どこでもいいのです。（思い出の貝がらを使って『夏らしさ』を表現など）来たお客様がびっくりしたり、驚いたりしたら、大成功です！また、物は暮らしていると確実に増えます。場所を決めたら、それ以外は一時的にしまう、または、リサイクル等に出して処分するなど、物の量を減らすことも重要なポイントです。私も仕事柄ものが多いのですが、収納部屋と暮らす部屋は区別してまめに物の移動をするようにしています。収納については、次回。。。

June 2, 2006

何で書く？

去年の夏に交通事故にあって、しばらく思うように筆が持てなくて他の物はないかと色々試し、面白いラインがでるのが、なんと『わりばし』です！素材によって若干墨の持ちが違うので、いくつか種類の違うわりばしを準備。そして、紙やすりで面取りをします。書き方は、色んな面を使うのではなく一点を使い、マーカーなどで書くように動かします。紙は厚手のもので、墨が含んだ時にあまり広がり過ぎないものがいいでしょう。（わりばしは筆に比べて、墨の量が少ないので）書く時も、スピードの強弱をつけるだけでとても面白い線ができます。筆以外には皆さん、どんなものを使われていますか？

May 29, 2006

梅雨の日のテーブルセッティングは。。。

梅雨の日も演出のしかたで爽やかな気分を味わうことができます。カラーはブルー。濃淡使いで清涼感を。。。もちろん、花もアジサイ、書の挿し絵もカタツムリを選択。食器の質感としては、塗の黒にガラス器を組み合わせることによって、食器からも清涼感が感じられます。背景には、茶香炉をたいて、緑茶の香りを満喫させます。このセッティングは私が主宰するエスプリ・ド・マミのスタッフに参加してもらい一緒に作りました。（書と絵もスタッフ作）女性のスタッフを今後も募集していく予定です。目指すところは『楽しく暮らしをクリエイト！』すること。さらに『驚きと感動を与えられる』空間や商品を作っていける会社でありたいです。

May 27, 2006

書を使ったディスプレイ2006夏

今日は、空間デザインを担当しているデイサービスに行ってきました。玄関入ってすぐのフロアーは利用者さんたちが、ゆったりと座って靴を脱ぎ着する場所。プロバンス風のインテリアに合う夏の演出をしてみました。文字はアクリル絵の具の茶を混ぜていて、少しやわらかい感じの文字で大きく書きました。やはり、ディスプレイは『わかりやすく』が一番だと思います。自由な発想で作り続けれたらと思います。

May 23, 2006

創作コースのサロン風景（5月）

先日、我が家で行ったサロン『おもてなしの書と空間演出』のサロン、創作コースの風景です。今月のテーマは洋のインテリア書『絵を書くように。。。』です。ナチュラルスタイルのインテリアに合う書についての説明を行ったあと、庭に出て、イメージトレーニングをし、各々のイメージにあったモチーフを薄墨で書いてもらいました。ひたすら、私が発していた言葉は、「練習しないで、イメージしたそのままを書いてください。」うまく書こうとするのではなく、自分の内にあるものを感じ、それを出す訓練ができると色んな表現ができてくるからです。来月ももう一度、同じトレーニングをした後、一番気にいったものを裏打ちして白木のフレームにおさめて完成予定です！最初は、「難しそ～！」と言っておられたのですが、帰るころには皆さん、満足な表情に。。。来月がさらに楽しみ！！

May 18, 2006

バタースコッチってご存知？

バラにはいろんな名前がついていて、先日から庭に咲いたバラの名前は『バタースコッチ』です。今年始めて咲きました。ブラウン系の渋い色が珍しいです。庭にあるグリーンと一緒にアレンジしてみました。白い房の花は『岩ナンテン』です。ちょっとした洋の空間にいかがでしょうか？ダージリンの紅茶が合いそうです。

May 16, 2006

我が家の食育は果たして大丈夫？

最近、さかんに食育を見直す動きがありますが、本当に私も必要だと思います。お金を出せば、すぐにコンビニやスーパー、ファーストフード店などで食べ物が手に入ります。子供も味付けの濃いものを珍しそうに食べることも。。。ついつい忙しいときは、外食を利用することもあります。ある子供の食事について書かれた本を読んで、自分が昔に食べていた食事と変わらない内容だったので、驚きと共に納得しました。そこで、我が家でも食事を見治すことにしました。　1.和食をベースにする。（ご飯、季節の具だくさん汁、魚を基本にあと１～２品）　2.週末に家族一緒に作れるメニューを　3.間食に自然食を（スナック菓子など減らす）書いていて当たり前のことばかりなのですが、試してみることに。。。さて、1.はほとんど毎日１食は実行。さつまいもを入れた具だくさん汁が子供には好評です。2.は、先週は庭に育ったハーブでソーセージを作りました。（取ってくるのは、主人と子供、刻んで混ぜるのは私、試食は全員で、味を整えて主人が焼く、あとかたずけは私）3.最近、家族全員が好きなものが『ドライマンゴー』で、あっと言う間になくなります。皆さんは、どんな食育をされているのでしょうか？

May 15, 2006

庭にあるグリーンを使って。。。

雨が降るたびに青々としてきました。庭にあるグリーンを使ってアレンジメント。ちょっと早めですが、ひまわりと黄色い小花を買ってきてプラスしました。小鳥がたまご守りながらさえずっているイメージです。花屋さんの少しの花と家にあるグリーンでも十分楽しめます！

May 12, 2006

深紅のバラに書を添えて。。。

大きな深紅のバラが庭に咲きました。その迫力に負けないように、大正時代の背の高い花器にそっと活けてみる。ん～っ、このバラに合う書が欲しい。。。深夜、子供が寝てから書いてみよう。たっぷりとした墨量でかなり厚めの柔らかい紙に筆を動かしてみました。バラの赤、花器の濃い藍色、パネルの薄藍色、そこに書の白と黒。ダイナミックモダンというところでしょうか。。。（パネルサイズ　W26×H80）

May 10, 2006

ぼたん2006

ようやく自宅に戻ってきました。GWは、主人の実家である愛媛に帰省。ちょうど帰省する日の朝に撮ったボタンの花の写真です。引っ越ししてきた時から、植えてあり一度は移植したので、もうだめかと思っていましたが、去年に引き続き、今年もたくさんの花をつけました。迫力と魅力いっぱいのボタンの花、私の好きな花のひとつです。

May 6, 2006

チューリップの思い出とは。。。

息子が１歳半頃の出来事。自宅では、庭で育てたグリーンや花を取ってきては、部屋の中に飾っていました。ある日、保育園でチューリップを大きいクラスの子供達が植えて咲いていました。息子は、よちよち歩きながらチューリップを折り、先生に手渡したそうです。もちろん、先生にしかられたのですが、息子はなぜしかられたか訳がわかない顔をしていたとのことでした。（苦笑）きっと好きな先生にプレゼントしたつもりだったのでしょうね。今年は初めて息子ひとりで育てたチューリップが咲きました。（結構、水やり忘れていましたが。。。）何度も、なんども覗き込んでは、嬉しそうにしていました。

April 27, 2006

ナンテンを洋のアレンジに。。。

和のテイストのナンテンを使って洋風のアレンジをしてみました。メインの花は深紅のスプレーバラとシックなベージュのカーネーション。花の周りのふっくらした葉が、おたふくナンテン。右下のうす緑のふさふさしたものが、岩ナンテン。（葉は取っています）バラの後ろのきみどりの葉は、しもつけ。さし色として効果あり。これは、今、空間デザインを担当している介護施設で各テーブルに飾る花の４月バージョンです。いつもこれを見て、おばあちゃんたちが嬉しそうに花を名前を聞いたり、それにまつわる思い出話がでたりと、会話に一躍かっていて何よりです。。。

April 26, 2006

ベビーシャワーの演出

女の子が生まれたばかりの新米ママを気づかってのランチにこんな演出があってもいいのでは。。。家をディスプレイするとわざとらしくなってしまいがちですが、お花と、メッセージカード、ベビースプーン＆フォークをさりげなく置くことで、おもてなしの心が通じるのではないでしょうか？もちろん、帰りにはプレゼントするときっと喜んでもらえるはず。。。（４月のサロンの時に飾っていました。）

April 22, 2006

ラッピング-4

ラッピング第４弾です。筆でビンの絵を描き、パソコンで包装紙に加工しました。A4半分の大きさで３つ折りにすると「はし袋」になり、また、包装紙を袋に折り、パンチ穴開けて、ヒモを通せば、オリジナルのラッピンググッズの完成です。

April 20, 2006

Table Flower

子供達が遊びに来る日にサプライズをプレゼントしようと作ってみました。ちょうど、ディスプレイの仕事で使った小鳥と卵があったので、ガラスのお皿にオアシスでアレンジ。こでまりの下のほうの枝を巣にみたてて挿し、まん中に卵、それを囲むように鳥を２羽寄り添わせました。息子をはじめ、子供達も興味津々で覗いていました。（やった～！　笑）

April 18, 2006

カーテンを素敵に。。。

カーテンを買うと共布のタッセルが必ず付いてきますね。それを使うもの良いですが、別売のタッセルで色合わせをすると、少しエレガントな仕上がりになります。写真は黄色の地模様なので、タッセルはゴールドの糸が入ったものを選び、クリスマスなどで使われるゴールドのオーナメントをつけています。小さい子供のいる私の家でも荒らされることなく（？）イメージ変えれていいですよ。

April 3, 2006

オリジナルラッピング3

筆文字で書いたものをパソコンで加工して、包装紙やロゴシールに加工したもの第３弾です。絵も字も苦手と言う人におすすめ。ただ、線を書くだけでも立派な包装紙ができますよ！同じ包装紙でもリボンとお花のコサージュをつければ、洋風に。和紙貼りのふたの箱に折り込んで使えば、和風に変身します。ちょっとした工夫でオリジナルラッピングの出来上がりです！！

March 31, 2006

春のインテリア書-2

手ぬぐいを使ってのカンタン軸です。若葉色で空間をコーディネート、麻のランチョンマットも食卓だけでなく、良く使います。文字は、少し見えにくいですが、「いろはにほへと。。。」筆ペンでコンパクトにまとめました。

March 30, 2006

庭を素敵に魅せるには。。。

日本の気候はイギリスなどに比べると高温多湿なので、虫が発生したり、熱で苗がやられたりと手入もかかるのが現状ですね。また、庭の広さも今の住宅事情ではあまりスペースがとれない。でも、やっぱり素敵な庭にしたい！そこでご提案。例えば、写真のように場所を決め、魅せ場を作ります。（階段を上がって視界に入る中央を１つの見せ場に決定）枕木を使って水場をつくり、ランプやアンティーク風のジョローなどおくと雰囲気が出ます。下の水受けは通販でホース収納用ポットを購入。穴を開け地面の下に配管をしているので、実際に水場として使っています。ランプも夕方からつくように設定しているので、夜はまた違う風景が眺められます。人の動線、視線を考えながら『魅せ場』を作ると、きっと素敵な庭になると思います。

March 29, 2006

春のインテリア書

春の手ぬぐいを使って簡単軸に仕上げました。（写真はサロンに来られている方の作品。去年の作品展にて）手ぬぐいもいろんな柄が出ているので、先日もまた買ってしまいました。書の部分は裏打ちせず、ハレパネに貼っています。ラップの芯を使ってまん中から外へと順に貼るのがコツです。ちょっとした空間、または壁面に季節感を取り入れるにはとてもおすすめです。

March 28, 2006

オリジナルラッピンググッズ-2

私が書道している横で、「ぼくも、ぼくも。。。」と息子も参加。しばらくするとロボットの絵を書いていました。面白そうだったので、スキャンして「包装紙」と「ロゴシール」に加工。こんな感じになりました。包装紙を見た息子は「四角に切って～」と言ったので、そうすると、さっそく折り紙はじめました。息子には、折り紙の大きなものに見えたのでしょうね。

March 24, 2006

オリジナルラッピンググッズ-1

３月のサロンで『オリジナルラッピンググッズ作り』をしました。見本の一つが写真の通り。「ぷれぜんと」と「□」を筆で書き、私が後からパソコンで加工して「包装紙」と紙袋を止める「シール」を作りました。包装紙は、包む以外に折ると箸袋や文庫本カバーにもなり、使い方は色々。。。サロンに来られた方は、口々に『ラッピングのしかたを教えてもらうと思ったので、意外で面白い！！』と好評でした。それぞれ思い思いに文字やイラストを書かれ、あとは私の加工の出番です。どんな物に仕上がるかな。。。

March 24, 2006

しだれ梅の魅力は。。。

我が家の和室から見える庭は、四季折々の花が少しづつ眺められるように植えています。今の季節は、しだれ梅がメインです。やはり、この季節は全体に寂しいだけに、紅梅が華やかさを添えてくれます。マメなメンテナンスが不可能なので、地肌が見えないように下草を全て植え、人が通るところには、コンクリートで固めて、砂利をしいています。結果、ほとんど草抜きしなくてよい庭になりました！手入が楽なのが何よりです。

March 22, 2006

庭の花を食卓に。。。

今の家に移る前は、庭はなくベランダでした。そこで、プランターにハーブや草花を育てていましたが、思うようには育たず、いつか自分の庭を持ちたいと思っていました。今の庭を３年程かけて土地改良した後、ようやく色々な苗を植えては実験。今年はクリスマスローズが豊作でした。インテリアはシンプルに、そして庭から取ってきた花を部屋に飾ることで空間に命が宿るように思います。造花も素敵ですが、やはり美しいのは一時で枯れてしまう生花は、私の考え方『今を大切に』と通じるところがあると思います。もし、庭をお持ちでなければ、一輪の切り花でもいいので、買ってきて食卓に飾るときっと幸せな気分になれますよ。

March 21, 2006

我が家の食い初めセットは。。。

5年前のちょうど今日は、息子の食い初めの日でした。産後の調子が悪く、それでも育児休暇後、職場に復帰し子育てと仕事を両立したいと日々奮闘していたことを思い出しました。息子がこれから食べ物で困らないようにと寝ている合間をぬって私になりに手作りした食い初めセットです。（もちろん、食べるわけではなく形式だけですが。。。）鯛を焼き（少し焦げた。。。）、赤飯は俵形ににぎり、末広がりの扇の小鉢に実ものの栗を。はまぐりのすまし汁に紅白まんじゅう等など。。。季節柄、桜の枝を添えています。今は、親の心配もよそに食欲旺盛で嬉しい限りです。

March 20, 2006

クリスマスローズをテーブルに！

ようやく色とりどりのクリスマスローズが咲きました。どうしても頭を下げて咲くので、アレンジしにくい花のひとつ。。。そこで、今日は、高さのあるグラスに首をひっかけるようにいれてみました。庭に咲く花を少しテーブルに添えることで外と内の一体感がでます。これから少しずつ花が咲くので、楽しみです！

March 16, 2006

春のインテリア書

桜柄のランチョンマットに詩を書き、ハレパネでかんたん裏打ち、マットに固定して飾ってみました。（これは、去年の作品）今年はどんな春のインテリア書を作ろうかな。。。

March 14, 2006

蘇った土！

引っ越ししてきた当時は、庭の土がひどい状態でした。ねんど層の土だったのです。雨が降れば、何日も水たまりが消えず、掘り起こしてもミミズもいない状態。。。（虫やミミズは苦手なのでいない方がいいのですが。。。）そこで、主人と相談して購入したのが、生ゴミ処理機！専用の微生物チップで分解し、それをまた別容器に入れてたい肥を作り、定期的に土に混ぜること3年目でようやく、ミミズのいる土に蘇りました！少し、油断してたい肥作りを怠っているとバラの苗が去年の夏には、少しやせてしまいました。今年の冬からまた再度挑戦。。。この春バラは咲いてくれるかな？

March 12, 2006

木簡隷書体ってこんな感じ？

木簡を作品にしてみようと、本来のものより２０倍の大きさの木に書いてみることにしました。古さを出すためにどうすればよいか。。。骨董に詳しい方に相談したり、酒造メーカーの見学会に参加したり。。。そこで、ヒントになったのが、柿渋で染められた酒の袋でした。なんとも言えない味わい深い色で、すぐにコレだと思いました。実は、この作品、杉の角材を電動やすりで薄くし、柿渋で着色してから、チョークでにじみ止めをし、濃墨で書いています。なるべく体全体でリズムをとりながら。。。縄も愛媛で編んでもらいました。去年の展覧会にも出したのですが、審査の時、『これ、どこから、掘り出してきたんだ～』と笑いを取っていたようです。

March 4, 2006

冬のおすすめハーブは？

ハーブの中でも大好きなルッコラ。アブラナ科の一年草。別名　ロケットサラダとも言われます。ゴマの風味と香りがなんともいえない美味しいハーブです。レストランや大きなスーパーなどでも虫食いのないものを年中見かけますが、無農薬で作る自家製ルッコラの香りの高さはすごいです！虫も良く知っていて、気候の良い時は必ず食べにきます。そこで、考えたのが虫のいない冬に育てられないかと。。。１１月下旬に種をまくと冬中ルッコラが繁ってくれます。虫食いもなくて奇麗な葉のものが手に入ります。手でルッコラをちぎってトマトとドレッシングで食べたり、ぺぺロンチーノの仕上げにさっと混ぜ合わせるとまた違った美味しさです！

March 3, 2006

何歳までが成長？

大学の時、長身を活かそうとバレー部に入ったら、また背がのびてしまいました。入社してもしばらく伸びていたんですよ。。。先日のオリンピックの後、複数の人に『荒川静香に似ているね！』と言われました。確かに。。。今は、身長は止まったものの、色んなことを学びたいという好奇心だけは伸び続けている（？）ので、その気持ちを忘れずに歳をとりたいです。さて、先日、確定申告と青色申告が終わり、ほっとしているのですが、面白いことに去年、一昨年と比較するとちゃんと数字で出てくるのですね。今まで、OLの時には、上司まかせにしていたことが、全て自分で行わなければならない分、わかるようになってきました。課題はあるものの、自分で自分の道を切り開いて行く楽しみはあります。起業目指している人がんばれ！！

March 2, 2006

手ぬぐいアート２

今、私が空間デザインを担当しているデイサービスセンターのお風呂場にこんな手ぬぐいアートを飾りました。赤いものが入った荷物が私には『幸福な贈り物』に見えたので、『福来る』と文字を入れてみました。周りのフレームは壁に対する重さを考慮して手作りしています。まっ白な壁面の雰囲気が変わり、デイサービスの方々にも喜んでもらえました。

March 1, 2006

今、書の良さはどこへ。。。

先日、ハウスメーカーさんやインテリアコーディネータさんが買い付けにいかれるというアートの会社に行ってきました。今、墨を使ったものでどのようなものが出回っているのかを訪ねると想像していた通り、いわゆる書ではなく、墨を使った抽象画的なものとの答えでした。軸ものは人気がなく、フレームまたは、パネル仕上げものをインテリアのスタイルやカラーに合わせて選んでいくそうです。伝統的な書もやってきた私にとっては少し悲しい現状で、私なりにもっとインテリアに取り入れてもらえるよう、また新たな作品を作りたいと思って帰ってきました。

February 28, 2006

おもてなしのスリッパとは。。。

お客さまに履いていただくスリッパを買う時にこだわる点が１つ！それは、洗濯可能なものを選ぶようにしていることです。以前は、デザインや質感を優先していましたが、今はコットン素材の洗えるシンプルなものを買い求めています。ネットに入れて洗い、干すときには、内側にチラシをざっくりと包んでスリッパの形が奇麗になるようにつめます。あとは、陰干しにすると、できあがり！お客さまが来られた時にも、自分自身の気持ちも違います。一度、試してみてはいかが？

February 27, 2006

中国と日本の違い。。。

また、お気に入りの中国茶のお店『桃花源』に行ってきました。http://www.toukagen.com/店主の方は日本人ですが、奥様は中国出身の奇麗な方です。さっそく、茶葉を試飲させていただき、いつも色々お話を聞かせてもらいます。今日は、中国と日本の書は、名前が伏せてあっても、だいたいどちらの人が書いたのかが、わかるということで意見が一致しました。その理由は、やはり持ち方にあるようです。日本では、筆を鉛筆持ちのような形で柄の真ん中くらいを持ち、少し、角度がついていますが、中国では、紙に垂直になるように、人さし指と薬指はかなり離して持ちます。（文では、わかりにくいですね）かっこいいです。比較すると、より中国の方が直線的なラインと均一な線幅が出てきます。紙を切ったように書くもの中国の持ち方の方が適しているように思えました。また、小学生の時にお手本となる書の古典が違うのも、大人になってからの書体に影響しているようです。その他、中国では、その土地で取れるお茶のみを飲むのが普通で、日本のように色々な銘柄をTPOに合わせて飲む分けるということは少ないとのことでした。文化の違いを知るもの面白いですね。

February 21, 2006

21Cのモガ

主人のおばあちゃんは大正生まれ。94歳になっても美容室でセットしてもらい、上品な色合いで素材の良いものを身につけているお洒落なおばあちゃんでした。今年で３回忌になりますが、元気な時は、おじいちゃんとの思い出話やプレゼントしてもらったものを嬉しそうに見せてくれました。本当に女性としても魅力のある人でした。ある時、書家の町春草さんの本を読んでいて、その中にあった『生きた　書いた　恋した』の内容が、あまりにもおばあちゃんにピッタリだったので、その書を背景にしたテーブルコーディネートをしてみようと思いました。生きた（命ある限り、美しく生きる）書いた（自己表現する）恋した（やはり女性はいつまでも恋していたい！）大正生まれのモガ（おばあちゃん）から21Cに生きる『私』が女性としての良さを引き継げたらなぁと思います。現代のスタイリッシュさを表現するシルバーのクロス使い、スプーンやフォークなども洗練されたデザインのものをセットしてみました。八角盆も現代のものですが、大正モダンなデザインです。クッションやランナーも大正時代の古布などをリメイクしています。時代を超えても受け継がれるものを大事にしたいです。　

February 21, 2006

すべてのことには意味がある。。。

私の好きな言葉です。ある方が物事を説明されるときに言われてた言葉なのですが、それを聞いた瞬間、今まで不消化だったものが、すっと消えていったことを覚えています。意味のないことなんてない。そう考えると、今、自分がしていることや、自分のおかれている環境も大事なんだなと考えるようになりました。また、なにげなく過すのではなく、きちんと物事を見ようと思いました。あと好きな言葉２つ。。。・本物志向（本物には、答えが隠されている）・仲間を大切に（友人に何度も助けられた！）この3つの言葉をOLを辞める時の最後にも話しました。今も、やはりこの言葉が好きかな。。。

February 16, 2006

キッチンを安くリフォームするには？

築３０年近くのキッチンを安くリフォームしたい！ということで、実行したが、次の通り。。。１）上の棚はそのまま使う（状態が良かったので）２）システムキッチンではなく、単品のキッチン（下部のみ）購入。３）表に厚手のクロス（水場専用）を貼ってもらう。４）仕上げに好きな取っ手を購入し、取り替えると完成！！最初は、ペイントしようと試みましたが、キッチンの油や水をはじく性質の壁面にはうまく塗れず断念。。。リフォームに関わってもらった大工さんの案で、パネルのようなしっかりしたクロスを貼ってもらうことになったのです。ハンズは大きなホームセンターなどに行くと、色んな種類の取ってが売ってて見るだけでも楽しいですよ。１つ注意点は、取っ手のピッチ（間隔）をあらかじめ測っていってくださいね。幅が違うとせっかく買っても付けれないので。。。

February 14, 2006

和のセッティングに書を取り入れるには?（2）

昨日の続き。。。さて、実際にランチョンマットを敷いたお盆のコーディネートはこんな感じです。赤とんぼの模様にカットされたオレンジの酒器は石川県のガラス館で買いました。四国にもガラス館はあるようです。食卓のライトが当たると、塗りのお盆にトンボが舞っているように映るのがいいでしょ。（見えないかな？）後ろの書は『好機』（＝チャンスの意味）です。学生の頃は、何かと主催できたことも多かったのに、入社してからは上の先輩は切りがないほどいて、本当にチャンスないのかな～なんて思ってた頃の作品です。でもこの書がきっかけでテーブルの世界へ入れたのも不思議です。『念ずれば、花ひらく』というのは、嘘ではないようです。

February 9, 2006

和のセッテイングに書を取り入れるには？

先日、東京ドームのテーブルウェア・フェスティバルのトークショウで、洋のテーブルセッティングで一番簡単にイメージ変えるには、カラフルなぺーバーナフキンがお勧めとの話がありました。私は、和食も大好き！以前、私が大阪ドームに和のテーブルを出展したときに、オリジナルランチョンマットをつくりました（写真と同じもの）写真は、11月のサロン風景です。お盆の上にちょうど良い大きさに色画用紙（あずき色）をカットし、アクリル絵の具の白で、秋の詩を散らし書きしています。ポイントは、４人（複数）で順に詠むと１つの詩になるように分けること。また、実際に食事をいただく時に食器やお箸が来る位置をなるべく外して書くことです。サロンに来られた方の中で、後日、そのランチョンマットを使ってお食事会＆お茶会を開かれたと伺いました。（お食事会の時は伏せておき、お茶の時に文字が見えるように裏返して驚かせたらしいです。Very Good!）画用紙１枚、絵の具１色あるだけでも、素敵なテーブルになりますよ！

February 8, 2006

フォトフレーム『春夏秋冬』

いつも表具をお願いしているT氏とのコラボでこんなフォトフレームを。障子などの枠組みになるところをシルバーに、春夏秋冬に合う言葉１字を書いています。文字も照明の関係でキラキラとシルバーに光ります。春ー霞（春がすみ）夏ー陽（夏の太陽）秋ー月（秋の名月）冬ー星（冬の星空）また、それぞれの１枠には季節に合った和紙を貼って、そこに思い出の写真や小物が貼れます。季節ごとに１枚ずつ飾るのもいいし、広い空間だったら４枚横に高さ違いに飾ってもいいかも。。。ありそうでないフォトフレームでは？

February 6, 2006

テーブルウェア・フェスティバル2006に行ってきました！

今年も行われた東京ドームでのテーブルウェア・フェスティバル2006　暮らしを彩る器展に昨日行ってきました。今年もお花を習っている塩貝起志子先生がパンフや有名ブランドのテーブルコーディネートをされるので、見せてもらいに。。。写真は塩貝先生とです。（このテーブルがポスターのメイン写真になりました。３年連続なのは、すごい！）ノリタケの新食器は軽やかなモダンさがあり、お花の演出もとても素敵でした。また、HOYAのクリスタルも迫力があり良かったです。テーブルコーディネートコンテストでは、今年は自然の色（海のブルー、土の茶、植物のグリーン）を取り入れたテーブルが入賞していたように感じました。豪華、モノトーンモダンは姿を消していました。地域の焼き物や漆器も素晴らしいものが多く、特に長崎の器のデザインの良さに感動しました。各ショップの実演の仕方が異なるもの面白く、色んなことに刺激を受けて帰って来た１日でした。

February 5, 2006

リビングに合うインテリア書道とは。。。（１）

リビングは、人が集まって、くつろいだり、おしゃべりしたり、楽しむ場所。書が主役ではなく、脇役であるべきだと思います。（主役はもちろん人です。）さて、よく聞くのが『書の作品を創っても飾れない。。。』ということです。そういう方の行程を聞いてみると。。。１）書を書く→　書に合った仕上げにする→　飾れる場所を探す→　飾れない！私の考える行程はこうです。２）インテリアのテーマを決める→　デザイン、言葉を決める→　書を書く　→　決めた仕上げをする→　飾る写真は、モダンで少し華やかな感じのインテリアに合わせたものです。フレームはつや消しのゴールド２色使いの細めのフレーム、日本画の絵の具で背景柄を書き、『Japan』と言う文字も黒が主張し過ぎないように割り箸で細めに描いています。落款も朱色ではなく、落ち着いたゴールドでトータルコーディネートを。実物は大阪市立美術館地下展覧会室で見ていただけます。（２月7日～12日、第７１回　浪速書道展　随意部に出展予定。）

February 1, 2006

創作したいと思う時。。。

仕事で依頼がある場合は、条件や納期に応じて創作をしますが、自分の中でふと気になる材料やデザインがある程度煮詰まってくると、勢いよく創作にかかることがあります。その時は、自分の五感に集中！！筆の動きに従って伝わる紙の圧力の変化、目の前の紙面から生まれるビジュアルの変化、書き終えるまでの自分の中の気持ちの変化などなど。。。心は『無』にして五感で感ずるといったところでしょうか？うまく書こうと意識するのではなく、自分に正直に表現するほうが創作は納得いくものができる気がします。もちろん、楽しいと思うことが何より重要ですが。。。友人にはそんなことないと言われますが、自分では口べた？と思うことも多く、書の創作は、私の中にある考えを人に伝える表現法の１つなのです。

January 27, 2006

1月の玄関の飾り方は。。。

こちらもまた、床の間と同じように大王松を取り入れています。お花のレッスンで持って帰って来たものをベースに色や形を玄関に合うようにアレンジしてみました。テーマカラーは『ゴールド×紫』めでたさをゴールドで、また相性の良い紫で落ち着いた雰囲気に。お花の背面にかかっているものは和室でも使っているテーブルランナーです。お花の下は中華柄ののランチョンマットで、身近にあるもので十分です。高さを出すには、縦長のものを、色を絞って落ち着きのあるコーディネートにしてはいかがでしょうか？

January 25, 2006

1月の床の間の飾り方は。。。

今年は、お正月前に頂いた大王松を床の間に飾りました。和室のテーマが和モダンなので、パネル仕立てのインテリア書道に合わせて、花器もスクエアの物を選びました。花材は、大王松、しだれ柳、椿です。花器には、鶴の柄の入った和紙を巻き、組みひもで留めています。しだれ柳にも和紙と色の合う凧をあしらってみました。ラインはモダンに、素材は日本伝統的なもの、今回はそんな感じです。

January 24, 2006