|
テーマ:家を建てたい!(9898)
カテゴリ:アドバイザーとして(一般消費者向け)
中古・新築にかかわらず 出来上がった物件を 購入する時
検討する要素として 1.予算 マイホームを購入した為に生活に支障が出るなんて 本末転倒ですね。 将来の、収入・支出の変動を見越した予算計画を! 2.立地条件 <土地がどんな所にあるのか?> 先ずは、その場所を鳥の目で見て下さい。 ■住宅地ですか? 「住宅」は都市計画法で言う工業専用地域以外 どの用途地域にも建てる事は可能です。 工業地域内の、倒産した会社の工場跡を、 宅地分譲して販売している事もあり得ます。 そうすると、目の前は一見きれいでも、 少し離れた 南西や北東に大きな工場が有ったり 偏西風や、北風に乗って煤煙や、有毒ガスが 流れ込んだり、干した布団や衣服に付着する。。。 実際裁判になっているのでご存知でしょうが 土壌が、工場の廃液で汚染されていた。 なんて事も考えられます。 余談ですが、私が幼少を過ごした住まいは、 工業専用地域の隣でした。 当時、日本で有数の鉄工所が有った場所です。 光化学スモッグや、煤煙、 騒音などに晒され、小学校3年生でアレルギーを 発症しました。 近隣の子供達も みんなそうだった事を 思い返すと、自分では選べない生活環境を 選ぶのは親の責任だよなぁ。と痛感しています。 ■自然環境はどうでしょうか? 先日の福岡県で発生した地震で、被害が最も大きかったのは 玄海島でした。 小さな山で、急な傾斜地、古い造成、狭い道、古い建物 が、被害を大きくしました。 自然環境の変化で日本に上陸する台風は増える傾向だそうですし これから、選ぶのですから 出来れば崖地は、避けたいものです。 砂防法による急傾斜崩壊危険区域 なる場所でも しかるべく造成を行えば、建築は可能ですが、 景観だけを優先して、永住の地として選んでしまうと それだけ自然災害に遭う確率も上がってしまいますね。 また、地震被害では いわゆる活断層に近いかどうか。 これも、今後充分注意が必要な地震対策として見落としてはなりません。 地震保険に入れば良い。と言うものではないですからね。 斜面に出来た造成地なら 切り土 なのか 盛土なのか も 要チェックです。 1区画上と下で、雲泥の差が出る時もあります。 エリアが大丈夫なら、次に人の目になって下さい。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/06/27 11:39:56 AM
[アドバイザーとして(一般消費者向け)] カテゴリの最新記事
|