2007/04/13(金)06:22
非核平和都市品川宣言
4月12日に仕事で西大井に出かけました。同行者を待っている間に駅前にある「非核平和都市品川宣言」のモニュメントが目にとまりました。
非核平和都市品川宣言は、核の脅威が深まりつつある今日、33万人区民の恒久平和と核兵器廃絶の願いを全世界にアピールするとともに、その実現に寄与することを内外に表明するため、制定されました。
1985年(昭和60年)3月26日制定の「非核平和都市品川宣言」の全文をご紹介します。
非核平和都市品川宣言
今、この地球に、
人類は自らを滅ぼして余りある
核兵器を蓄えた。
いまだかつて、
開発された兵器で
使われなかったものはない。
これは、
歴史の恐るべき証明である。
一刻も早く、核兵器をなくさなければならない。
頭上に核の閃光がひらめく前に。
遅すぎたとき、それを悔やむだけの未来すら、
我われには残されていない。
品川区は、核兵器廃絶と恒久平和確立の悲願を込めて、
ここに非核平和都市を宣言し、全世界に訴える。
我われは、いかなる国であれ、いかなる理由であれ、
核兵器の製造、配備、持込みを認めない。
持てる国は、即時に核兵器を捨てよと。
このかけがえのない美しい地球と、
そこに住む生きとし生けるものを、守り伝えるために。
制定1985年(昭和60年)3月26日
※品川区ウェブサイト行政情報より