2010/08/03(火)13:16
★★★小松屋 日本そば 魚沼市・・・・・・・・★★★
画像は魚沼市にある「小松屋」の「へぎそば二人前(1500円)」です。北海道産のそば粉を石臼でひいた自家製麺、ふのりをつなぎに使い、太くて噛み応えがあり、量もたっぷりと入っています。つゆは鰹節の味が濃厚、甘くも辛くもなく、そばにぴったりあったすぐれものです。
玄関を入ると、有名人がここのおそばを食べている写真が20枚ぐらい飾ってあります。さすが魚沼市の人気店、この店の前は何度も通っていますが、お昼時はいつも駐車場が満員、人気のあるのも納得です。
ここまでで終わるのがいいのでしょうが、麺類の好き好きは個人の嗜好の問題、こってりラーメンの好きな人にあっさりラーメンを薦めても決して美味しいとは言わない、個人の嗜好がさまざまだから店の数も多くなるし、数人集まればどこで食べるかは話がまとまらない。そんなわけでこの話の続きを読んでください、決して店の悪評を書くわけではありません。
「ねえ、この店、前に入ったことない?」
「そうだねえ、一度入ったことあるなあ。」
美味しい店は一度入ったらどんな味か覚えています。でもこの店は入ったことは覚えていても味まで覚えていませんでした。
実は、この近くに日本そばの美味しいお気に入りの店があるのですが、その店、5年ほど前から急に超人気店になったのか、いつ行っても満員、店の外でだいぶ待たされるようになったのです。
それで、その店が満員のときはそこをあきらめ、近くの店で日本そばを食べていました。そのうちの一軒が「小松屋」だったのです。
ふのりをつなぎに使っているのに、いわゆるふのり特有のツルツル感というかのど越しの滑らかさがないのです。おそらくそばの味を引き立たせるためにふのりは最小限度にとどめているのでしょう。
それにそばが太すぎます。ほんとのそば好きにはこのほうがいいのでしょうが、ふのりのそばに食べなれている身にはやはり細くないと。
「ねえ、私ここまで食べるから、あと食べてね。」
ただでさえも量が多いのに結局三分の二ほど食べることになりました。
待ち時間の間に出てきた「漬物の盛り合わせ」です。
天ぷら(840円)、ほんとうは「野菜てんぷら(630円)」をオーダーするのでしたが、でもこれは美味しかったですよ。
店の玄関です。小出ITから10分くらい、国道252号線沿い、JR只見線「藪神駅」の近くです。
よく調べてみると、ここの名物、そばはもちろんうどんが美味しいそうです。「へぎ」にそばとうどんを半分ずつ入れたのが特に人気だそうです。
帰りに通った破間川です。この川は浅草岳から流れているようです。あー山に行きたい。でも暑いからなあ。