読書録 ドキュメント宇宙飛行士選抜試験
この本、面白過ぎ!光文社新書 467【店舗限定エントリーで最大7倍キャンペーン】ドキュメント宇宙飛行士選抜試験/大鐘良一/小原健右【2500円以上送料無料】一気に読めた!私は合格した宇宙飛行士の名前を知らなかったので、誰が合格するんだろうとハラハラドキドキ。そして、とても感動した。映画化してほしい…。元々NHKでドキュメンタリー番組として放映されてたらしいですが。最終選抜試験の内容。一週間10人で閉鎖環境に置かれた上での試験の中身です。ここで問われたのは、人間力!どんなに苦しい局面でも決してあきらめず、他人を思いやり、その行動で人を動かす力があるか…。中学生、高校生、大学生に是非読んでもらいたい。私ももっと早く読みたかった…。この本の中では、ユーモアも大事な要素の一つでした。私に足りないのはユーモアかな(笑)ユーモアをもっと磨きたい!就活、働き方、育児の方針としても役に立つと思います!■宇宙飛行士への選抜の流れ(2008年開始の選抜)【条件】自然科学系の大学を卒業し、実務経験が3年以上あること書類審査、英語試験 963人 ↓1次選抜(一般教養、専門試験、医学、心理検査)230人 ↓ 2次選抜(医学検査、面接試験)48人 ↓3次選抜(閉鎖環境試験、泳力の試験、面接試験)10人 ↓ 宇宙飛行士 2~3人 ■大きなリスク命、収入、生活の変化、家族への影響、キャリア→死亡率は1/66 過去132回の打ち上げで2回死亡事故が起こっている。→収入は公務員とあまりかわらない(宇宙飛行士はJAXAの職員)。■宇宙飛行士に求められる資質・ストレスに耐える力・リーダーシップとフォロワーシップ・チームを盛り上げるユーモア・危機を乗り越える力■ストレス・プライバシーのない閉鎖環境における異文化の人間同士との共同生活・死と隣り合わせ・宇宙特有のストレス(騒音、臭い)→多くの装置が絶えず動いている音が密閉空間でこもっている。→入浴設備がなく、身体は拭くだけ。体臭、汗、機械のにおいが混ぜ合わさる。帰還したシャトルは鼻が曲がるほど臭いとか!!