2006/11/18(土)01:30
ザ・フレンチ・コネクション・イン・トウキョウ
銀座王子ホール 19時00分開演
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
エマニュエル・パユ(フルート)
エリック・ル・サージュ(ピアノ)
ハイドン:ピアノ三重奏曲 第29番 ト長調 Hob XV-15
シューマン:5つの民謡風の小品集 Op.102 (チェロ&ピアノ)
シューマン:3つの幻想的小曲 Op.111 (ピアノ・ソロ)
ヴィラ=ロボス:ジェット・ホイッスル (フルート&チェロ)
***
ハイドン:ピアノ三重奏曲 第28番 ニ長調 Hob XV-16
ウェーバー:三重奏曲 ト短調 Op.63
出身国は違うものの、音楽を学んだ場がフランスという3人。
それぞれの分野での若手名手と呼んで差し支えないと思いますが、
素晴らしく意欲的で、安定感があり、しかも楽しく暖かな演奏会でした。
終演後に王子ホール会員の特典、
出演者3氏を囲むパーティー(抽選に当たったので)がありました。
どの方も演奏の疲れも見せず、大サービスをしてくださいました。
会場のどこにいるか分からないほど自然体で(笑)
楽しい企画もありまして、1時間半があっという間に過ぎました。
強く印象に残ったのは、
パユ氏が「どんな曲が難しいですか?」との質問に、
「私が難しそうに吹いているように見えたとしたら、まだまだ練習が足りないのだと思います」と答えたことです。
パーティーでも先頭を切ってはしゃぎ、飲み、食べ、日本語の単語を交えた会話で場を盛り上げていたパユ氏の自分に対する厳しい姿勢がほの見えて、
ゾクッとした瞬間でした。
2003年に運良く撮れたケラスさんとの写真に、やっとサインをいただくことができました。
う・れ・し・い!