カテゴリ:カテゴリ未分類
105㎞のドン・ボルガ運河を経て、モスクワの南を源に1950㎞の長さを誇るドン河を
航行してツィムリャンスク湖を渡り、湖の最南端の町・ヴォルゴドンスクから最終地点 ロストフ・ナ・ドヌ(ドン河沿いのロストフ)に入ります。 船はそのろロストフ・ナ・ドヌの2時間ほど手前のストロチャーカスクのコサック 博物館と正教会を歩いて観光します。 以下に、ヴォルガ河、ドン河周辺の地図と正教会の写真を掲載します。 (ストロカチェスクのロシア正教聖堂・・・Wikimedeaより) そして、最終地・ロストフ・ナ・ドヌへ。ドン河の様子 (Wikimedeaより) ロストフ・ナ・ドヌ(以下ロストフ)は現在120万人を擁する大きな町になりました。 歴史はギリシャ時代の植民都市から始まります他、11世紀にキプシャクに攻められ 統治されたぐらいでしたが、18世紀になり、ピョートル大帝がこのロストフに目をつけ、 ロマノフ王朝歴代の皇帝が力を注ぎました。 一番の苦難は、第二次世界大戦(対独戦争)で、カスピ海、コーカサスの東の石油に目を つけたドイツと激戦が行われ、町は全壊しました。しかし、戦後は地の利を生かし、 今回ご紹介した通り、河川(ヴォルガ、ドン、スィヴィールなど)、運河(ドン・ヴォルガ、 モスクワ運河など)貯水池(ルイビンスカ貯水)、湖(ラドが湖、オネガ湖、白湖、 ツィムリャンスク湖など)の南の起点となり、アゾフ海、黒海、カスピ海、そして、バルト海 を繋ぎ、その先の七つの海までのつながりを考えますと、その壮大さに息を飲みます。 以下、2枚の写真をご紹介しておきます。 (ロストフの文化宮・・・Wikimedeaより) (ドン河に架かる鉄道橋・・・Wikimedeaより) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.07.14 12:30:42
コメント(0) | コメントを書く |