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第1位 ラデツキー行進曲(オーストリア ウィーン)・・・名歌、名曲を育んだウィーン
名歌、名曲・・・のテーマを決めた時から1位はウィーンにしようと思っていた。そこで、ウィーンをあまたある歌や曲から選ぶとなると・・・途方に暮れるが、新年の晴れやかな気分になれる、ニューイヤー・コンサートの最後の曲「ラデツキー行進曲」を挙げた。 ニューイヤーコンサートまで半年近くあるが、暮れまでには新型コロナウィルスのワクチンが出来て、世界が本当の意味で気分一新して新年を迎えることができればとつくづくに思う。 ウィーンを語る前に、ニューイヤー・コンサートについて・・・現在のように1月1日の元旦にコンサートが開かれるようになったのは1941年。フランスがナチス・ドイツに占領され第二次世界大戦のヨーロッパ戦線が拡大の一途を辿っていた時代だ。以来、このコンサートの指揮を振ってきた名指揮者たちは・・・クレメンス・クラウス、ヨーゼフ・クリップス、ウィリー・ボスコフスキー、ロリン・マゼール、ヘルベルト・フォン・カラヤン、クラウディオ・アバド、カルロス・クライバー、ズービン・メータ、リッカルド・ムーティエ、ニコラウス・アーノンクールなど。小澤征爾氏も2002年に振っている。2021年はリッカルド・ムーティエが3度目を振るらしい。演奏はウィーン・フィルハーモニー管弦楽楽団。会場はインペリアホテルの裏手の楽友協会・黄金ホール。 さて、そのウィーン。音楽、特にクラシックの殿堂・ウィーンにはいくつかの有名なコンサート会場がある。その一つ一つが観光名所になっている。ニューイヤー・コンサート会場でウィーン・フィルハーモニー管弦楽楽団の本拠地(但し、主にコンサートやっているのはウィーン交響楽団)楽友協会(ミュージックフェアライン)。オペラの殿堂、国立オペラ劇場(シュタット・オパー)。そして、フォルクスオパーなどがある。 是非訪れて欲しい美術館はデューラー、ブリューゲルなど後期ルネッサンスの作品で名高い美術史美術館を筆頭に、クリムト、シーレの作品があるベルベデーレ宮殿上宮のオーストリアギャラリー、ヒエロニムス・ボッシュの造形美術アカデミー。それに、ベートーベンフリーズのある分離派美術館。美術館めぐりだけでも5日ぐらい欲しい。 郊外で是非お薦めなのが、ベートーベンゆかりのハイリゲンシュタット。地底湖ゼーグロッテ近くのヒンターブリューはシューベルトゆかりの地。そして、往年の映画ファンには「うたかたの恋」(シャルル・ボワイエとだダニエル・ダリュー)で知られるマイヤーリンクに足をのばすこともお薦めする。マイヤーリンクはやや重いが、ハイリゲンシュタットもヒンターブリューも作者に寄り添えるところ何とも良い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.07.25 08:05:05
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