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カテゴリ:徒然
最近ガラにもなくお買い物づいております。
とある事情で、時間を見つけてはいそいそと家族でスーパーとかに出かけ、食料品や酒類の買出しをしまくってるのであります。それも「ポンド」とか「ダース」とか、とてつもなく大きな単位で。 ご存じの方も多いと思いますが、アメリカのスーパーってのはそもそも巨大で、こういう大きな単位の物資調達には基本的に適してるんですが、その中でも強烈な威力を誇るお店があります。以前の日記にもちょいと触れたその店の名はCOSTCO。 最近日本にも進出してるようですね。日本では「コストコ」と言うようですがこちらでは「コスコ」と発音します。ワシントン界隈にはバージニア州とメリーランド州に1軒ずつ。ということでメリーランドの店にトコトコとお出かけしました。 ここは何度行ってもびっくりです。もうね、スーパーとかではないですねこれ。倉庫ですよ倉庫。食料品から衣料品、電化製品さらには家具に至るまで、巨大な体育館のようなスペースにずらり。天井もやたら高い。写真がないのが残念です。 メリーランド店はお酒を売ってないので、炭酸水と普通の水をまず調達。単位は当然ダース。重いが安い!レストランで出てくる同じボトル炭酸水1本と、ここの1ダースの価格ほとんど変わらないな。 肉も買う。ポンド単位。でかい。サンクスギビングに七面鳥の丸焼きをしますが、そんなノリ。私が大好きなチーズ各種も無造作にカットされた巨大な塊がごろんごろん。ダイヤの原石って感じ。スナック菓子とかも、セメントの袋か!って感じ(笑)。 品物を運ぶショッピングカートも当然でかい。もう軽自動車を運転してる感覚。教習所時代に習った「内輪差」といった単語が頭をよぎります。自転車だって積めるよこのカート。 そして皆さんそんな巨大カートに山盛り買ってます。それもそのはず、こちらの買い物は返品が比較的ラクなのです。とりあえず買って、気に入らなければレシート見せて返品・返金。店の一角にはそうした返品コーナーがあって、返品されたブツが無造作に山積み。 こういうのを見ると、アメリカというのは大量生産・大量消費社会なのだなあ、と今さらながらに思うのであります。何というか、ベルトコンベア式にばんばか作って、ざっくり袋詰めして店先に並べて、消費者は一山いくらで買っていく。気に入らなきゃ返品、不良品だってそりゃ一定割合で入ってるでしょうよ、ってな感覚。 まあアメリカの全てがそうだとは言いませんが、「一つ一つのモノを手塩にかけて精密に作る職人技の世界」みたいのとは対極にある空間だねこりゃ、と深く感じ入ってしまうのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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