『いい子』『いい人』を演じなくていい!??
『いい親』『いい子』『いい部下』『いい妻』など・・・他人から期待される人物像に合わせてふるまう人がいます。人の好みに合わせることを、使命ののように思っているのかもしれません。でも・・・それらは、つくられた偶像でしかなく、仮面をかぶっているようなものです。『仮面をかぶり続けたら、苦しくなってくるのは当然。』また、世間一般に『いい〇〇』というのもあてにはなりません。たとえば・・・『いい子』は、親の言うことをなんでも聞く孝行者というイメージがありますが、それによって、自分の考えや、価値観が持てなくなるのも、問題です。親の考えに反発し、自立して自分の人生を生きていくことも、立派な親孝行です。『いい上司』の理想像も、『優しい』『厳しい』『頼れる』部下の自由にさせてくれる、部下の意見に耳を傾けるなど、人によってさまざまです。『いい部下』にしても、従順、向上心がある、上司に意見するくらい気骨があるなど、人の好みは一様ではありません。このように多岐にわたる人物像すべてを網羅して、演じることは不可能です。不可能なことをやろうとするから疲れるのです。