ハッピーお産でラブラブ生活を始めよう(当日の様子)
葛飾区近辺の地域に根ざした子育て支援ネットワークつくりの一環として、このイベントを企画いたしました。内容は以下、テーマはずばり、ハッピーお産でラブラブ生活を始めよう!です。・元葛飾赤十字産院の竹内先生をお迎えしての、主催小谷とのトークショー。・妊婦にも良いと言われているフラダンスを藤澤先生をお迎えして皆で踊る。・その他 Q&Aコーナー等前半のトークショーのダイジェストです。==================================================3月7日 ハッピーお産でラブラブ生活を始めよう。==================================================・かつての立会い出産では夫は「もう生まれる」という頃から分娩室に入れてもらうが、中では大事(おおごと)になっていて、自分はその雰囲気に入れない感覚。例としてパーティーで盛り上がる中、途中から参加したら「はい踊って」と言われても、そんな急には踊れないよ!という感じ?。 立会い出産で感じた無力感などもセックスレスの原因になるのでは。・(分娩に至るまでの)経過が大事。 いざ出産の時には、倒れたり分娩室の外でも構わない。 それまでの時間(陣痛の間)を共有する事が大切では。・産後、夫婦生活に対して気分がのらないのは当たり前の事。 (哺乳類のメスが体を守るのと同じ状態) 野生の動物(ライオン)のメスは、子供と向き合ってる時は拒否する。 新しいボスが来るとその子供を殺すことがあり、そうなるとメスが発情する。 自分の子孫を残そうとする本能。・1ヶ月健診で夫婦生活にOKが出ても、女性は「とんでもない」という気持ちに なる事の方が多いのでは。・1ヶ月健診時にご主人が付き添っている中で、OKという話が出ても 夫婦側から、それ以上の話が出ることはまず無い。・1ヶ月過ぎてもマタニティブルーになることもある。 (注:一般的な「マタニティブルー」は産後1週間位と言われている) 「体の産褥」は産後1ヶ月だが、「心の産褥」は人それぞれでは。産後の避妊の大切さ。望まない妊娠をしないために…・結婚もしていて、既に子供のいる女性が堕胎をするケースが割とある。・避妊の情報はまだ少なく、「なぜ女性ばかり?」と不満もある。 ピルの情報も含め、日本は(欧米に比べ)まだまだ遅れている。・授乳中で生理がない場合でも排卵はしているので避妊は必要。夫婦の子育て感の違い。・欧米は「子供の部屋」「大人の部屋」が分かれている。 日本は妻が子供に向かい、子ども中心の生活になり夫は疎外感を感じる。・母親学級で「妊娠出産のイメージは?」と質問すると、95%位の人は 「痛い・怖い」、5%位の人は「楽しみ」。 絶対に出てこないのは「家族ができる」=スタート的な考え方。 受験と同じで「今、我慢すれば終わる」「終われば遊べる」。 出産がゴールになっている。(不妊治療も同じ発想で、ゴールが妊娠)・不妊治療をしていた時間も無駄ではない、と気付くことも 多いはず。(例え子供が授からなくても) 生き方の多様性を認めたほうが良い。・他人が言うおせっかいな言葉(子供がいた方が、一人っ子より兄弟がいた方がよい等) 一般論と言いつつ、実は言った本人が過去受けてきた言葉だったりする。 ================================================== Q & A コーナーQ1:親を頼れない出産・子育てが不安。A1:意外と周りにサポートがある場合も。NPOなど。 周りに頼って良い。 (自分が困っている事を)発信すること。 (身内だけでなく)外に目を向けてみては?Q2:1人目育児がまだ大変。2人目も欲しいが不安も。A2:日本人は「○○しなければいけない」と考えがち。 (例:子供が1歳になったから次を、兄弟がいる方が良いなど) その枠を取り払う方が良い。 追い詰めるとその気になれない。気持ちはゆったり持つことが大切。 1年たてば、また違う考え方になる事も。 (スタッフの名言 「子供は2人目以降は10人でも一緒。 家事は多くなるかもしれないが、子育てに関しては上の子が見れくれるのでラクになる」)==================================================育児にパパを巻き込み、ハッピーな生活をするには…小谷: 言いたいことは溜め込まない。自分自身を持つことも大切。竹内先生: 子育てしていく中で、お互いが出会う前の自分も出てくる。 お産の事も含め、一緒に話していくとよい。 親と子=個と個、夫と妻=個と個 子育てにおけるコーディネート的な事柄は、夫の仕事の仕方にも 使えるのではないか。==================================================後半のフラダンスの様子。陣痛中もフランダンスをして痛みを逃していた藤澤先生。フラダンスで大切な姿勢について教えていただきました。赤ちゃんを抱っこしているお母さんが大勢居ましたが、抱っこしたまま正しい姿勢でフラの振り付けを習い、踊りました。「フラは姿勢がよくなり、(花に水をあげるように)良い音楽を聴いてリラックスをして踊るとことで、日々の生活を楽しむことを教えてくれる。」と最後に話していただいたのが印象的でした。今後もこのようなイベントを企画していきたいと思いますので是非ともご参加ください。