カテゴリ:生き方
経営とは、真理を一生かけて探求すること。
こう言われる高木善之さんの経営塾に2日間参加してきました。 はじめに塾とは何かから始まり、環境問題の現状を説明されました。 最近では、アスベストの問題がありますが、この問題は92年に問題提起されていたのです。 しかし、業界が阻止した為に見送られ、今になって表に出てきた事件です。 他にも2005年7月7日の毎日新聞でも胸部X線廃止・厚生省有効性に疑問という記事があるの ですが、この疑問というのはすでに危険だということなのです。 職場の健康診断とかでX線写真とか撮っているとしたら辞めといたほうがいいかもです。 私もX線の怖さを知っているので歯の治療をする時も、X線を撮らないようにしています。 他にもたくさんの事例を見ましたが、結局いい事をしようとしても、その事が可決される と困る団体があるので、環境によくて本当にいいものがあったとしても、流通しにくい社 会構造になっているのが現状です。 ただ、こういう環境問題は本質ではなく本質は五事を大切にということを説明する為に例 として環境問題を取り上げられました。 五事を大切にとは、 よく見る よく聴く 受け止める 分かる 変わる ということなのですが、この「よく見る」というのは、事の本質を見通すとという意味な のです。 だから、先にあげた環境問題なども、その裏まで身通すという意味で例として上げたので した。 その為には命がけで見通さなければなりません。 「よく聴く」「受け止める」も同じです。 それが本当にできた時、「分かる」ということです。 分かるとは、本当に自分が変わる決断をしたときで今までの事から訣別するという事です。 それで、「分かる」という段階にくれば、 おのずと「変わる」ということです。 ただ分かるという意味ではなくそこには、こんなに深い意味があったのでした。 経営塾ということで経営の事を勉強するかというと、そうではなくどちらかというと経営 者としての考え方に重点を置いた内容になっています。 というのも、このままの経済状態でいくと、経営の手法どうこうを言っている場合ではな かもしれないからです。 大きな流れとして地球自体は存続すると思いますが、環境破壊で我々が住めなくなる可能 性があるからです。 でも、そうなったとしても「やったー」と思える人生を生きればいいのです。 その為には考え方が大切になってきます。 例えば、あなたが今飛行機に乗っていたとします。 そしてその飛行機は、30分後に墜落するとします。 その状況のとき、日頃からやるべき事をしていて「やったー」と満足して死ねますか? それとも、「ああ、あれもしとけばよかった」と後悔を残しますか? 大切なのは、そういう時がいつきてもいいような生き方です。 そんなスピリッツを高木さんに五感で感じた二日間でした。 人気Blogランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.09.11 23:46:54
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