カテゴリ:生き方
ポジテイブ(プラス)とネガティブ(マイナス)は、視点を変えて見てみると相反しているよう
で実は通じているということが分かります。 例えば、プラスの視点で見ると、責任感、正義感、リーダーシップというものがあります。 しかし、これをマイナスの視点で見ると「がんこ」になります。 見方を変えることで受け取り方が全然違ってきます。 そこで、登場するのがプラス思考です。 「プラス思考しないとあかんで」とは、よく言われることです。 しかし、ここに大きな落とし穴があります。 だからといってプラス思考がいけないということではありません。 矛盾するようですが・・・。 ただ、捉え方によってはこのプラス思考することによって逆に迷路にはまってしまう事があ るので注意する必要があります。 例として上の「がんこ」ということについて見ていきたいと思います。 「あなたは、がんこだね」と言われたとします。 ここで、いい例は、「あ、そうなんです。」というように受け入れるということです。 なぜか?は後でつじつまがあってきます。 そこで、いちいち思考していたのでは、会話にならないのでとにかく受け入れるのです。 答えは後ほど。 一方、その迷路にはまるような考え方は、「がんこ」ということをプラスの方向へと転化し ようとすることです。 それでは、なぜ転化しようとする事が迷路にはまるかを見ていきます。 例えば、ここにマイナスのエンジンがあるとします。 エンジンなので、当然パワーがあります。 そして、プラスとマイナスは相反しているようですが、「がんこ」と「責任感」のように繋 がっています。 そして、振り子のように行ったり来たりしてバランスをとろうとします。 「あ、そうなんです。」というのは、マイナスのエンジンが向かう方向を妨げていません。 この場合は、プラスに向かおうとします。 しかし、それをプラス思考によって「がんこ」でない他のものに転化しようとすることは、 マイナスのエンジンにブレーキをかけているようなものなのです。 ブレーキをかけているのでプラスに向かおうとしているパワーが別の方向に向かい迷路には まりこむのです。 というように、こんな場合のプラス思考はいけませんよということです。 ものごとをただあるがまま受けいれ、そこからいいものを見つけていくというような感じの プラス思考ならOKだということです。 一方は、ものごとのマイナス面に視点を向け繋がってないプラスに転化しようとします。 「がんこ」ならば「おだやか」というような感じで。 短所には、長所が潜んでいます。 それも、極端な短所ほど、極端な長所の別のあらわれ方をします。 自分の短所も必ず生かせる道があるのです。 それは、できない自分、駄目な自分があってこその自分だということです。 「できない」と思ったり、 「駄目だ」と思う自分。 それは、かけがえのないもうひとりの自分でもあります。 なぜかというと、そんな自分でなければ編み出せない 人とは違った生き方があるからです。 短所も含めての自分だからこそ、個性がでてくるのです。 だから、短所は変えようとはせずに、そこに潜む長所を見るようにしたらいいと思います。 ワンクリックの応援よろしくお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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