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カテゴリ:花屋の現実
花屋というのはおもしろい。
最近思うのです。 きれいなお花を仕入れて、それをきれいに並べておくだけで、 お花というのは売れるものなのです。 ま それが実は大変なんだけど。 きれいなお花を仕入れる、それはとてもカンタンなことのようで、 意外と難しかったりする。 懐との相談もあるしね。きれいなものは高いしね。 そしてそれをきれいに並べる。 ま、お花そのものがとてもきれいだから、そこにあるだけで美しいのだけれど、 組み合わせやら原価計算やら、そこにはセンスと技術と計算が必要になるわけで、 もちろん私はそんなセンスや技術や頭のよさが自分にあるとは到底思えないので、 いつも、お花たちに助けられていると 思うわけであります。 お花がきれいであれば それでいい。 たとえ私が寝不足で、スッピンで、アカギレだらけの手をしていようとも、 たとえ細々ではあるけれど、 お花たちに食べさせてもらっているというのは、事実です。 世の中「勝ち組」「負け組」という言葉が飛び交っていますが、 私はきっと財産もなく、高収入でもなく、どちらかといえば負け組の部類だと思いますが、 ま。いーんでないの。(負け組どころか負け犬でもある) 俗に言う贅沢な暮らしとは程遠い暮らしではあるけれど、 きれいなお花に毎日囲まれて、そしてそれらに助けられて生きているということは、 もう、充分 贅沢なんではあるまいか。 そんなことを、今朝テレビを見ていてふと思った 花屋な私なのでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.21 15:35:39
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