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花屋な日々

2008.08.30
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カテゴリ:花屋の現実
IMG_0524.JPG

きれいなケイトウ。1本からいろんな形の花が咲いてます。



今日は いや今日も朝からお客さん少ないです。
だからぁ。
朝から仏花が動かない日は一日中暇なんだってばぁ。


IMG_0521.JPG

こんなもの作ってみました。
花束やアレンジのご予算の目安ボード。

うちは、花束は1000円から、アレンジは2000円から承っています。
それくらい出してくれなきゃカタチにならないよ、ってことで。
でも、店先によく300円のサービスブーケみたいのを出してるからなのか、

「200円で花束作って」
とか
「500円でアレンジ作って」
などと無謀なことを言うお客さんがやたら多いのです。

昨日もいました、「お世話になった方のわんちゃんが亡くなったので、200円で花束作って」というお客さん。。。。

「・・・えー・・と。花1本になりますがいいですか?」
付け加えて言うと、リボンつけたらプラス100円になるので300円かかっちゃいますが。

お客さん、むっとしちゃぃましたねー。
いやいや、むっとしたいのは私ですから(笑)

「200円でなんかないの?」
「いちばん安い束が350円なのでそれでどうでしょう」
「じゃあそれで」

しかたがないのでリボンサービスしちゃいましたねー。
泣けてきますねー。

「お世話になった方のわんちゃんが亡くなったのでお悔やみに持っていく」
このケース、私なら最低3000円ですねー。


まぁそんなこんなの注文が多いので、この際値段を掲げようと。
それを参考にしてもらおうと。

・・・ま。だれも見てくれないんですけどね。
一応、平均的にというか常識的にこれくらいですよと。

花の値段て難しい。
花の素材そのものだけの値段なら単純だけど、
一応、花屋は資材費かけて手間隙かけてお作りするわけで。

技術料とか手間賃という明記はないけど、実際その分の費用はいただかなければならない。

車の修理にだしてごらんなさいな、部品よりも工賃のほうが高かったりするでしょう。
と、言いたい。

しかしながら、「技術料」なり「手間賃」なりを明記している花屋は
いまだかつて見たことがない。

すべては花の値段に上乗せされているのです。
本当なら1本100円で販売できる花にも、150円の値段をつけておく。
そうすれば、花束を作ったときの技術料なり手間賃なりを、そこで明記なく回収できるからです。

仮に、「技術料」とか「手間賃」という表示をしたところで、それがお客さんに理解されるとは到底思えないし。ブーブー文句言われるのがオチで。
じゃあお客さん、花だけ買って自分で資材揃えて束ねて作ってくださいよ、といえば、実際のところ花屋で頼んだほうが安上がりだったりするものです。

私の場合、そのほとんどを花代だけでやってしまっているから儲からないのではないかと思っています。
ラッピング代金は極力いただくようにしてます。
リボンも和紙もセロファンも、軒並み値上がりの一途をたどっていますし。

なかなか難しいです。

もちろんいくらで売ったって、お店の自由なんですけどね。
花屋業界、そこらへんが不透明だなとは感じますが、これには消費者の理解も必要ですね。

「リボン代、取るの!?」
と目をつりあげるお客さんに理解していただくのは不可能でしょうかねー。

リボン代、取るんじゃありません、実際費用がかかるんです、ってことを。


仮にアレンジを500円で作ってくれと言われたらですね、
カゴに和紙敷いてセロファン敷いて、オアシス入れて、小さいものでもそれですでに2~300円かかっていますね。
500円で作るんであれば、そのオアシスにバラ1本ブスっと挿しておしまいですね。

いえこれは極端な話ですが。

消費者の想像力教育が必要です。
お花屋には、きっとそれらを伝えていくための努力と勉強が必要です。

わかっちゃいるけど

何をどーしたら伝わるんでしょうかねぇ。

坊主丸儲け じゃなかった 花屋ボロ儲けみたいに思われるのもしゃくですしねぇ。

客商売、奥が深いですねぇ。



暇だといろんなこと考える雨の土曜日でございます。






Last updated  2008.08.30 13:32:42
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