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初めて酸素濃縮器をネコに使った。
まーちゃん。 夕方からみるみる具合が悪くなってしまい、夜には嘔吐のあとぐったりとうずくまり、 深夜には倒れこんで動けなくなった。 倒れて、口を半開きにしてうつろな目をしているまーちゃんを見守りながら 貧血は酸素がうまく体内に運ばれないのだ、今使わなくていつ使う、と自問自答しながら、酸素濃縮器をまーちゃんがいる部屋に運んだ。 2時を回っていた。 器械を部屋に運び込んだことで、他の子達は怯えて逃げ惑ったが まーちゃんは動けないまま横になって倒れている。 口の近くにマスクを置いて、濃いめの酸素を出した。 少し冷たい風が出るのだけど、まーちゃんは倒れたまま動かない。 しばらくすると、やっと気づいたのかいぶかしげにマスクを見たけれど 顔の向きを少し変えてまた頭をうなだれた。 やはり酸素室も購入すればよかっただろうか、と思いながら そのまま酸素を送り続ける。 少しでも体が楽になるといいけれど 突然起こる骨髄抑制。 まーちゃんがみるみる具合が悪くなるところを目の当たりにした。 がんばれがんばれ、 病院にいけばきっとなんとかしてくれる、 天国のにゃーたくん、まだ、まーちゃんを連れて行かないでよね。 酸素、まーちゃんの体にどんどん届け。 早く、朝になれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.10.20 02:20:05
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