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2005.05.31
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失敗が自慢の人生になるというのに？
●失敗が自慢の人生になる？失敗が自慢の人生になる？ SOD （ソフトオンデマンド） の元社長がなり氏 （またがなりかい 笑） は がなり説法で失敗についてこのように答えています。 ------------------------------------------------------------------------- 既得権を守ろうと、若手の邪魔をする奴。 リスクや失敗を恐れて行動しない奴。 自分では何もチャレンジしない評論家みたいな奴。 何で今の日本の大人たちは挑戦しないことを正義みたいに言うように なってしまったんだろうね。 自分が挑戦しないから『プロジェクトX』みたいな番組がウケているんだろうね。 自分は苦労や痛みを味わうことをせず、感動だけを疑似体験したいんだろうね。 だからさ、うだうだ言ってないで挑戦しようよ、そして失敗しようよ。 君らが守ろうとしている得体のしれないものは、未来の可能性を放棄してまで 守る価値のあるものなのか、もう一度よく考えてごらん。 -------------------------------------------------------------------------- ぼくが３歳のころ、すごく大きな怪我をしました。 父さんと母さんとぼくとでスキー場に行った時、母さんの目を盗んで トイレに一人ですたすたと歩いて行きました。 スキー場のトイレの扉は鉄でできていて重く、子供の自分が 開くのには重過ぎるものでした。 結果的には、扉の間に指をはさんでしまい、中指の第一間接 半分を失うことになりました。 第一間接半分ということで、指の高さは、人差し指と薬指と同じ位 になりました。 月日は流れて中学生。 中指は隠せる程のものなので、人にはばれないように 隠して生きていました。 隠して隠して、人にばれないように生きました。 ぼくのことを本当に好きになってくれるひとは 一生できないんだと思って生きていました。 中指のことがバレた瞬間に嫌われるのだと本当に思っていました。 でも、あるひとが言ってくれました。 「この指が、エバビのダメにすることなんかないよ。 だって、エバビの優しさはこの指からきてるんでしょ？」 「この指があるから、誰かの欠点を理由にいじめたり 欠点がある人を嫌いになったりしないんでしょ？」 「だったら、もっとオープンにすればいいのに。 この指を人に自慢するくらいにしたら、もっと自信が 出てくる人がいるかもよ。」 僕が隠している得体のしれない不安は、未来の可能性を 放棄してまで守る価値のあるものなのか、よく考えました。 それ以来、好きになる人には指のことを 勇気をもって話すことにしました。 結果的には、誰にも指のことで嫌われずに ２５歳まで生きてこれました。 指のことを隠して生きていたら、今みたいに 馬鹿うるさいオープンな奴にはなっていなかったでしょう（笑）。 （それもよかったかも 笑） 人から嫌われたらどうしよう、変な奴って思われたらどうしよう そんなことで人生１回、自分らしく生きるのを我慢してませんか。 有名大学合格、大企業に就職、未来の可能性を放棄してまで そんな小さなプライドを守る価値はあるのでしょうか。 ぼくもまだまだですが、もう一歩、昔の自分を見習って 前に進んでいきたいと思います。 ---------------------------------------------------------- 次回こそは、 『成功者が語る、人との付き合い』 というものでblogを書いていきます。 （まじです 笑） ちょっと、良い言葉が見つかるとその内容で blogを書いてしまう悪いくせです。。。 成功者が語る成功の秘訣、それは 『人』 という話は良く聞きます。 ぼくが実際に話を聞いた中で 色々なことを書いていきたいと思います。 お楽しみに☆ ----------------------------------------------------------- お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2005.06.01 03:00:44
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