何故オジサンファッションがダサいのか?考察
オジサンはダサい。いや、正確には“オジサンファッション”はダサい。もちろん、私もそのダサいオジサンの一員である。そもそも昔からファッションは得意じゃないし、正直そこまで興味も無かった。でも「なぜオジサンになるとダサくなるのか?」という問いについては、職業柄ちょっと考えることがある。今日はそんな“オシャレに無関心なオジサン”の立場から、真面目に考察してみたい。考察① 若いうちは気にならない実は、ダサいオジサンも昔からずっとダサかったわけじゃない。若い頃はそれなりの格好をして、それなりにモテていた…はず。というのも、「若さ」というだけで、見た目の印象はグッと引き上げられる。センスがあろうがなかろうが、友だちと遊んだり流行の服を着る機会も多いので、結果的に“そこそこ良く見える”のだ。一方で、オジサンになると体型が崩れ、シワ・シミ・薄毛・白髪などがじわじわと目立ってくる。そうなると、“センスの無さ”をもう隠しきれなくなる。つまり──オジサンになったからダサくなったのではなく、元々センスが無かっただけというケースが意外と多いんじゃないかと思う。考察② アップデートされないファッション感覚男性の多くは社会に出るとスーツや作業着といった“制服”が基本になる。そうなると、私服のセンスが育つ余地がそもそもない。しかも、メンズファッションはシンプルなデザインが多く、トレンドの変化が分かりづらい。だから、何年も同じ服を着続けることに、あまり抵抗を感じない。気がつけば、40代になっても20代の頃に買った服をそのまま着ている人も少なくない。さらに問題なのは──頭の中の「オシャレ基準」が、20年前で止まっているということだ。「あの頃のイケてる服」が今でもカッコいいと感じてしまう感覚が、オジサンのダサさの正体かもしれない。考察③ オジサンファッションへの謎の拒絶オジサン世代は、何故か昔のオジサンファッションに対する抵抗が異様に強い。ゴルフシャツにチノパンのスタイルを強烈にダサいと思い込んでいる。自分がオジサンになってることは認めているのに、「あれはダサい!」という謎の抵抗感があるから、結果として“無理のある若者風ファッション”に手を出して、撃沈する。もちろん、今の若者ファッションは若者だからこそ似合う。(※オシャレな人は別として)解決策:堂々と“今のオジサン”になりきろう無理に若者スタイルを真似しても似合わない。かといって、昔のままの格好では時代遅れ。じゃあどうすればいいか?答えは一つ、「今の40代・50代に合ったオシャレ」をちゃんと学ぶこと。それが難しい…という方は、「落ち着いた」「清潔感のある」「サイズが合っている」──この3点を押さえるだけで、だいぶ印象は変わる。あるいは、自分なりの“スタイル”を作るのもアリ。たとえば私は、今アロハシャツにハマっている。高くない古着のアロハと、短パンスタイルが今の私のお気に入りファッションである。決してオシャレではないと思うが、自分らしさを追求した”スタイル”ならそれを押し通すのも一つの案だと思う!最後に──この記事を読んでくださっているのはきっと「自分のファッションに自信のない同志」だと思われるが、ここで明確な”答え”を出せないのは大変申し訳ない。ただ、あなたはあなたらしさを信じて”ダサくても好きな服装をするのが一番良い”と思うのだが、どうだろうか?……まあ、その結果「やっぱオジサンってダサいな」となるんだろうけど(笑)☕ 今日のアフタヌーンティーのおとも-テーマ:オジサンファッションのダサさの正体-気づき:自分が好きな服装の追求こそ一番のオシャレ📓人生のアフタヌーンティーまとめ帖#ミッドライフクライシス #オジサンのファッション #40代男性 #50代男性 #自分の好きな生き方 #おじさんの服装