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2025.07.08
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NHKドラマ『ひとりでしにたい』を観ている。
綾瀬はるか主演の“終活コメディ”という、ちょっと異色の作品だ。

テーマは「終活」。
だけど笑える。
人生の終わりをどう迎えるかという重たいテーマのはずなのに、
どこかポップで、テンポよく、それでいて胸に残る。

主人公は39歳、独身の女性。
ある日、叔母の孤独死をきっかけに、
自分の終活を意識しはじめるというストーリー。
その設定が妙にリアルだし、
人生の折り返し地点でぶつかるさまざまな課題や感情が、
とても興味深く描かれている。

また、ズケズケと核心を抉る同僚に、
熟年離婚を考えるイケイケの母、
何も考えていない昭和男の父に、
性根の悪そうな義妹など、
登場人物が皆バラエティに富んでいて面白過ぎる。

独身女性に限らず全ての中年に
共感できるドラマだ。


実は私も、数年前からエンディングノートを書いている。
まだまだ内容はざっくりとしたものだけど
毎年更新しながら徐々に中身を充実させている。

ドラマの中でも触れられていたけれど、
「自分がいなくなった後のこと」を考えるのは、
やっぱり若いうちにしておく方がオススメだ。

そうした自分の準備はある程度しているつもりだけど、
改めてこのドラマを観て実感したのは、
まずは自分の終活よりも、親のことを考えるべきだということ。

そして、
「自分が死んだあとのことを…」なんて考えている時点で、
どこかで当然のように、妻や子どもが自分より長生きすることを
前提にしてしまっている、ということだ。

結局、家族の“死”を受け入れる覚悟は、
今の自分にはまだできていないということに気づかされた。


いつどんな形で別れが訪れるのかなんて誰にも解らない。
そのための準備と、覚悟もしておかなければならないのだろう。


しかし一変して
このドラマは「終活」を通して「生活」も描いている。
リアルな日々を切り取って「どのように生きるか?」という
裏テーマが隠されているように思う。

「終わり」を意識することは、「生きる」ことにつながっている。
中年だからこそ、
今をよりよく生きるために、
「終わりの準備」と「覚悟」を持っておくことが大切なのかもしれない。








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最終更新日  2025.07.14 16:50:37
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