初恋デリカシー
今年に入って、娘がとある男の子と仲良くなった。話を聞くと──どうやらその子のことが「一番好き」らしい。さらに驚いたのは、相手の男の子も娘のことを「結婚したい」と言ってくれているらしい。……ちょっと待て。まだ小学3年生だぞ!!と、思わず心の中でツッコミを入れてしまったのだけど、考えてみれば、自分の初恋もたしか小学3年生くらいだった。そうか、もうそんな年齢か。はたと気づく。まあ、「結婚」発言はご愛敬として受け取るとして(笑)、そう遠くない未来に、本当の“恋”や“彼氏”や、そんなモニャモニャした出来事がやってくるんだなあと、実感してしまった。ちなみに、「父さん、そんなこと絶対に許しません!」なんて気持ちは、正直ない。恋をして、傷ついて、笑って、泣いて、そうやって人生を楽しんでくれたらそれでいいと思ってる。彼女は彼女の人生を生きる権利がある。それは、父親である自分が経験してきたようなことを、彼女自身の人生の中で経験するっていう、自然な流れのはずだから。──とは言え、これまで8年間、ずっと一緒にいて、「とうさん、とうさん」とくっついて来ていた娘のことを思えば、その時が来るのはやっぱりちょっと寂しい。願わくば、娘よ。その日が来たら、どうか隠れたりせずに、今のように父さんに話しておくれ。そしたら父さんは、必ずこう言うよ。「父さん、そんなこと絶対に許しません!」ってね。👣今日のちいさな足あと - テーマ:娘の成長- 気づき:将来のことを思うと今から寂しくて切ない#娘との時間 #初恋 #父親の心境 #結婚宣言 #でもまだ早い #成長って切ない #将来の自分へのメモ #最後のは冗談