テーマ:好きなクラシック(2326)
カテゴリ:CD/DVD
本日、注文してあったDVDが届きました。全部で4本購入しましたが、いずれもカラヤン&ベルリン・フィルの演奏による映像です。 そのうちの3本は、ニューイヤー・コンサート1987、R.シュトラウス:楽劇『ばらの騎士』全曲、《ツァラトゥストラはかく語りき》他です。しかし、最も見てみたいと思っていたのは下の画像にある4本目のDVDです。 あの大阪にあるザ・シンフォニーホールでの来日公演でのライヴ映像が収められています。クラシックコンサートを聴くために、今では月に一度の頻度で行くことのあるこのホールに、あのカラヤンとベルリン・フィルがやって来て演奏した様子をカラー映像で見られるなんて、なんとも不思議な気持ちです。 鑑賞した感想ですが、画質は思っていたよりも良かったです。一方、音質はあまり最良とは言えませんが、それでも現在ではもはや聴けないであろうベルリン・フィルの大オーケストラによる迫力あるサウンドは健在でした。 映像で見る老齢のカラヤンの指揮姿は痛々しささえ感じます。また、このとき既にカラヤンと楽団との関係は冷めたものになっていました。さらに各々のアンサンブルにバラつきもあるので、完璧の演奏とは言えないかもしれません。しかしながら、チェロとコントラバスによる重低音の地鳴りにも似た響きや、金管パートによる鮮明かつ強烈な叫びは、彼らの演奏でしか実現できないのではないかと思わせるほどでした。 特にレスピーギの「ローマの松」のラストは圧巻で、オーケストラはもちろんのこと、指揮するカラヤン自身からも、ものすごい気迫があふれ出ていました。演奏終了直後は、言わずとしれた「ブラヴォー」の大嵐がホール内に巻き起こりました。 この場に身を置き、カラヤン&ベルリン・フィルの演奏を生で聴けた人たちは、クラシックファンからすれば本当に幸いな人たちなのです。 1日1回の応援クリックをよろしくお願いします! ↓↓↓↓↓↓↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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