2007/09/19(水)00:36
アルケミスト
いろいろな人が勧めているこの本を、図書館で見かけたので、ついに読んでみました。
読み進むうちに、人生の秘密が少し分かってくるような気がしました。
誰もが何かしら、「一生のうちに○○したい、それが自分の夢だ」と思っていることがあると思いますが、では、他でもない‘今”、それに取り組まない理由は何なのか?と、考えてみたことがあるでしょうか?
人生の終わりに、「ああすれば良かった」とか、「自分の人生はもっと違う生き方も出来たはずなのに」と思うのではなく、今、この瞬間に、夢に向かって歩き出すということが、本当の自分の人生を生きる秘訣なのです。
現在の生活に変化を起こすことは、もっとも大変なことです。変化に対する恐れや、夢を実現することに対する恐れが、強く湧き起こってきます。
そして、夢に近づけば近づくほど、抵抗も強くなって行きます。
でも、その旅を通して、本当に真実のことを学んでゆくなら、それこそが旅の本当の目的であり、夢の実現は、そのご褒美のようなものなのです。
もし、「青い鳥」のように、本当の幸せは自分の近くにあったのだとしても、それを捜し求める旅をしたから、初めてそれに気づけたんです。
もし、辛いことがおこるとしても、それは起こる必要があったから起こったのだと、思えるようになる本でした。