2009/05/15(金)07:02
新しい英語暗唱発表・チェック方法を始めました
先週土曜に参加した研修で学んだことを参考にし、先日購入した書画カメラを活用して、中学2年生私の英語の授業の中で新しい暗唱の発表・チェック方法を始めました。
私はこれまで、ひとりひとりに暗唱を発表させる方法に関して、大幅に時間が掛ること、他の生徒の集中が切れること、暗唱そのものの効果があまり発揮されていないことを疑問に思っていましたので、それらの全てを解決しようとの試みです。
その手法は以下の通りです。
1. 授業内で、その日の暗唱に挑戦する者を数名募る。
2. 挑戦者は起立し、一文ずつ輪読の様に、1レッスン全ての本文を暗唱していく。
3. その際、視覚的ヒントとして、教科書本文に記された絵をTV画面に映し出しておく。
(現在使用している教科書BIRDLANDの本文の内容には前後関係が一切ないので、次の内容を思い出すヒントがある程度は必要)
4. 他の生徒は、暗唱を集中して聴き、正しく暗唱できていれば即時復唱するが、間違っていれば復唱しない。
5. 非挑戦者は復唱の際に、教科書を見ても、見なくても構わない。自分のそのときのレベルに合わせて、自分の暗唱の準備具合を確認しながら、自分自身の練習とする。
6. 暗唱は文の途中でも明らかに間違っていれば、教師が「Next, please!」とストップを掛け、次の者に交代させる。暗唱の際にありがちな、「イントネーションの無いモノトーンの発表」もアウトとする。
7. その際に何が間違っていたかは一切指摘せず、次の発表者を含む、生徒達全員に自分で考えさせる。
8. ただし、文法項目に関して問題の無い差異の範囲で、TV画面の絵と全く祖語の無い文を言った場合は、説明を付けた上でOKとする。
(There is no water in the bottle. -> There is no water in my bottle.)
9. 挑戦者は、完全に詰まったり、大きな間違えをすると、今回のチャレンジは失格とし、着席する。
10. 発表順をランダムに変えながらも残った挑戦者で全文を言い切り、無事に終了すれば、生き残った挑戦者は全員合格とする。
このやり方なら、授業内の時間を有効に利用でき、かつ発表者以外も全員同時に集中して練習ができ、そして、誤りに対する自己確認・修復能力が身に付くと思うのですが如何でしょう?
授業内での練習は既に開始しましたので、その後の結果、効果などはまた追ってご報告しますね。
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