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カテゴリ:名画座のはなし
今夜は「火垂るの墓」の放映日だったのだが、鬼畜なボクは、今、WOWOWで「ゾンビ」を見ている(先日の日記は何なんだ~!笑)。
さて、この「ゾンビ」、初めて見たのは20数年前、二子玉川(当時は二子玉川園)にあった東急系の名画座、二子東急である。あのころは、まだ遊園地があり、それに併設する感じで、それなりに広い名画座・二子東急があった。当時のボクは東横線の元住吉に住んでいて、情報誌で沿線の名画座を丹念にチェックしていた。ボクは根が天邪鬼なので、上京して1年ほど経ったその頃には、池袋の文芸座や銀座の並木座といった有名どころに足を運ぶのが、何となくイヤになっていて、東急沿線の自由が丘、蒲田などの名画座を贔屓にし始めていたのだ。 そういう経緯があるせいか、東急沿線の名画座は、そこで見た作品とのつながりが、かなり強く残っている。自由が丘劇場の「行け行けマイトガイ!青春の悶々」(あの井筒監督のピンク・デビュー作)、テアトルカマタの「狼と豚と人間」、横浜ニュース劇場の「太陽を盗んだ男」(桜木町だった気が…?)等々。二子東急では、この「ゾンビ」とケン・ラッセルの「恋する女たち」を鮮明に覚えている。「恋する女たち」は、ケン・ラッセルが好きでずっと見たかった映画なので、何となくわかるのだが、「ゾンビ」は「なぜ?」という感じである。調べてみたら、併映は「ハロウィン」で、「ゾンビ」よりはるかに好きなホラー映画なのだが、二子東急で見た記憶はまったくないのだ(笑)。 よーく考えて、思い出した。そう、二子東急に行く途中にケンタッキーがあったのだ。「ゾンビ」を見ていたら、フライドチキンが食べたくなった。…やっぱり鬼畜である(爆)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.05 23:12:30
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