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カテゴリ:CDで音楽
![]() まずは、今は亡き若山富三郎の「極道仁義」。東映時代の「極道」シリーズで歌われた歌などに、語りとインストゥルメンタル・ナンバーを加えたアルバム。若山富三郎の写真はまったく使われておらず、どういう音源なのかナゾ(だから、買ったんだけど…。笑)。CTAというカラオケの会社が発売元で、駅のワゴンなどで売られている廉価版CDのひとつのようだ(購入はブックオフ)。 若山富三郎の歌は、弟の勝新同様、長唄の名取だけあって、なかなかいい味。やはり兄弟、勝新と声質は似ているのだが、酒を飲まなかったせいか、勝新よりハリがあって若々しい声だ。ただ、途中に入る大正琴などのインストゥルメンタルが鬱陶しい。プログラム再生でカットして聴くのが良さそう(って、そんなに何度も聴かないと思うけど。笑) 2枚目は清水ミチコの久々の新作「歌のアルバム」。これは期待が大きすぎた。タイトル通り、歌を聴かせようというコンセプトなのか、はたまた大手ソニー・ミュージックからのリリースのせいなのか、毒も笑いも抑えめ。なんか不完全燃焼。それが端的にあらわれているのが、自称・ジャズシンガーの下品なオバサンのマネをした「テネシー・ワルツ」。だって、実物の方が、もっともっと下品だもん!(ボクはBSで放映されたライブを見て、10分でギブアップした。聴くに耐えなかった。爆)なんか、ただのモノマネ歌手になったみたいで残念。マイナーレーベルでいいから、もっと毒と笑いに満ちたアルバムを聴かせてほしい。 それにしても、こんな2枚を立て続けに聴くボクって、やっぱりヘン?(爆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.09.09 21:59:10
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