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くもり時々映画

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フライデー@ Re:ブレッド&バター(絶句)(01/12) 全く同感です👍こんな風に感じている人は…
マニカム2005@ Re[1]:タルコフスキーを一気見(03/15) nekoさんへ いくつものコメント、ありがと…
neko@ Re:タルコフスキーを一気見(03/15) ああ、タルコフスキー。。。 タルコフスキ…
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2010.12.18
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カテゴリ:映画紹介
★モンガに散る(2010年・台湾 公開中)
 '80年代後半の台北を舞台にチンピラたちの友情と裏切りを描いた青春映画。モンガとは台北下町の歓楽街だ。戒厳令が解除される時代に生きた5人の若者たちが、黒社会に染まっていく様を生き生きと描いている。物語はケンカに明け暮れる高校時代でスタートするが、その雰囲気はまるで日本のヤンキー映画のよう。長かった日本統治時代の雰囲気が、景色だけでなく、登場人物の行動にも漂っている。しかし、主人公たちが黒社会に足を踏み入れていくにつれ、台湾ならではの世界が色濃く漂ってくる。大陸との微妙な関係が、香港ノワールでもなく、日本のやくざ映画でもない影を落としていく。中国や日本の文化に交わりながら、それでいて台湾独自の文化がしっかり表現されているところが印象的だ。特に日本人である我々には、台湾の人々の日本に対する思いを、改めて知ることのできる映画でもある。普遍的な青春を描きながら、台湾でなければ作ることのできなかった青春映画。'80年代台北の風を感じる映画である。





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Last updated  2010.12.18 22:30:59
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