2020年第21回藤枝・焼津地区希望の市民メーデー
2020年第21回藤枝・焼津地区市民メーデーについて 4月2日(木)の第3回実行委員会において、5月1日の「藤枝・焼津地区市民メーデー」は、集会とパレードは、やめることにしました。 当日、藤枝市立総合病院労働組合から、患者と地域医療を守るために、参加できないとの表明がありました。医療従事者がもしコロナウイルスに感染してしまえば、病院機能が停止してしまいます。それは絶対に避けねばならないことです。そのために病院では、最大限の警戒と対策をとっています。その中で、感染のリスクが少しでもあるメーデー集会、パレードへの不参加を組合として決断したということです。患者と地域医療を守るための決断を、実行委員会としては、感謝と敬意を持って歓迎しました。 他の組織からも、「組合員に参加要請できない」「この時期にパレードをして市民に訴えても、共感を得られない恐れがある」「強行しても自己満足にしか過ぎない」「意気を高めあえる元気な集会にできない」などの意見が寄せられました。 メーデーの目的は、それぞれの組織・団体のこれからの活動の決意を固め、宣言することで、連帯を深めること。そして何より、市民に訴え、呼びかけて賛同を得ることですが、このような状況の中では、集会とパレードを強行することは、その目的に反してしまう恐れがあります。 しかし、メーデーは「中止」にはしません。メーデーの目的遂行のために、できる限りの工夫をして、今までとは違う形で実施(したことに)しましょう。 少なくとも、メーデー宣言、スローガン、そして特別決議は練り上げましょう。 そして、5月1日に、紙上で、ネット上で、あるいは別の新たな方法で、団結と連帯を深め、広く市民に訴え、呼びかける機会としましょう。