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カテゴリ:幸せに生きる
僕が日々輝塾で皆さんに伝えたいことのダイヤモンドやちが、たくさん散らばっています。
☆☆☆ ・松下幸之助がそれまで勤めていた大阪電灯を辞め、夫人とその弟の三人で事業を始めたのは、23歳の時でした。それから亡くなるまでの70年間の間に、ささやかな町工場は世界的な大企業まで発展してきました。 ・曰く「自分は確かに一経営者として成功してきたほうかもしれない。しかし、自分は果たして一人の人間として成功してきたのか、一体真の成功者とはどういう人を言うのかを、自分なりに考えてみなければならない。」 ・「何かの日本一、第一人者、世界一の商人を志すことは、否定することではない。しかし、そういうことだけが成功ではない。むしろ、お互い人間にとっての成功とは、そういう社会的地位とか名誉とか財産とかではかれるような狭いものではなく、もっと広くもっと深い意味があるのではないか、と私には思えて来たわけです。」 ・人にはおのおのみな異なった天分、特質というものが与えられている。万人万様、みな異なった生き方をし、みな異なった仕事をするように運命付けられているとも考えられる。 ・私は成功というのは、この自分に与えられた天分を、そのまま完全に生かしきることではないかと思います。それが人間として正しい生き方であり、自分も満足すると同時に働きの成果も高まって、周囲の人も喜ばすことができるのではないか。 これを人間の成功と呼んでいい。この人間の成功こそが、真の意味の成功ではないかと考えるのです。天分に生きる幸せ、喜びというものは、考え方によりますと全員がつかめると思います。 ・人の真似ではいけません。やはりあなたの生き方があるのです。自分というものをしっかりと握って、その上に立って参考になるものは参考にし、自分のものに消化吸収していくというものであればいいのですが、そうでないと成功どころか失敗すると思うのです。 ・あくまでも自分のもの、自分なりの進め方というものを考え、事をはかっていくことが大事だと考えているからです。 ・この天分をどうすれば見いだせるかというと、、まず、自分の天分、特質とは何であり、それぞれの人の持ち味はどこにあるかということを、しっかり心がける事が大事でしょう。 しかし実はそれはそう容易なことではありません。 そう簡単には見いだせないような形で与えられているのだと思うのです。それを求めて努力していく、そこにいい知れぬ人生の味わいが潜んでいると思うのです。 ・自分の天分を見出したいという強い願いを持たねばならない。どうにかしてこれを見出したいという強い思いを、常に心にひそめることが第一に必要でしょう。その願いが強いと、日常生活の中から自然に、自分の天分が見出せると思います。 例えば、自分の内心の声が聞こえてくることがありましょうし、また何かの動機や事件で、思わぬ天分が自分にあることがわかってきます。また他人が自分に教えてくれるときもあります。 ・強い願いと、素直な心、この二つがいつも用意されている必要があると思うのです。 ・考えてみますと、私の場合、生きがいというものはこれまで必ずしも終始一貫同じではなかったと思います。しかしそれでいいのではないかと思います。ある期間は一つのことに生きがいを見出す、そしてその一つの仕事がすんだら、新しい生きがいを求めて行くということも、意義があると思います。 ・人間のあり方を考える際に一番基本になるのは、人間そのものの価値認識、人間とはどういうものかという人間観ではないか。私は人間とは非常に偉大にして尊い存在と考えています。人間というものはこの宇宙に潜む真理を開発し、自然万物いっさいの特質、価値というものを見出しつつ、自他ともの幸せのために活用することができる本質が与えられていると考えるからです。 ただ、大事なことは、こういった人間の優れた本質も、個々の人の力だけでは発揮できない。総合した人間の力、個々の知恵を集めた衆知の力によってはじめてそれができる。つまり、このダイヤモンドは一人や二人で磨いてもなかなかうまく行かない。だからみんなで力を合わせて磨いて行こうじゃないかということです。 ・日に新たな成長を ・叱ってもらおう ・終生勉強する ・徹底した責任感 ・運命を生かす ・・・自分に与えられた特質なり境遇の多くは、自分の意志や力を超えたものであることは認めざるを得ないでしょう。そういう運命的なものをどのように受け止め、これを生かしていくかどうかということです。 ☆☆☆ ほっておくと、本のほとんどを書き出すことになるので、この辺で。 松下幸之助さんは、僕が最も尊敬する経営者、いや人間の一人です。 味わってください。 彼の人生のすべてが、にじみ出て、熱く、あたたかい波動が、 胸を打つと思います。 塾長 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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