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カテゴリ:幸せに生きる
塾生各位
おはよう。江部です。 本のエッセンスを贈ります。この本は、僕が読んだ膨大な数の中で きっとベスト10冊に入る本だと思います。 これまた、本の文字の1/3くらいは、あらたまのメッセージ群なので 切り取りたくないのですが、皆さんが読みたくなるようなセンテンスを いくつか載せます。 是非購入して読んでみたください。 特に、自然科学を究めたいと思っている人は、その先に何が見えるの か、、 自然科学を究めた人が見る、「生き方」のエッセンスも、入っています。 とにかく、むさぼるように読んでしまった。では、いきます。 ☆☆☆ ・「思えばなる。思うか、思わないか、その一点です。」 ・極めることが重要。知識は、バラバラに存在するのですが、あるとき それらがすべて有機的につながってみえるのです。 ・人間は、自分の求めているものを、見るために生きているのだ。 ・外を見る目はあるか、外から見る目はあるか。見るとは何なのか、そ れを知る事。 自分を外側から見る。他を認識するとは、ある種の相互 作用です。自分を認識するってことは、自分を違う環境に置いたとき に、どう反応するか。それを見て、自分というものが何かを見極めるこ と。自分を外側から見る。 ・最先端を走っている人は、その自分の位置づけができている。そうい う人は、落ち着きが在り、むしろ静かに見える。 ・生きるとは何かのか。それは、内部モデルをつくること。入って来た 情報を、その瞬間毎に内部モデルとして構築して、時々刻々と修正して いるのが、生きている事です。 ・その内部モデルが一新するのが、ひらめき。 ずうっと考え続けてい る、四六時中考えているから、ひらめきというものがある。 ・僕の脳の中には、自然の時空スケールの現象も自分の生涯と同じよう に内部モデルが出来上がっている。 ・宇宙スケールのダイヤグラムを、自分の座標軸として、あるいは内部 モデルとして持っていると、全体の中でのあらゆることがらの位置、境 界というものが、よく見えるようになります。そえRぞれが持つ 知の領域を押し広げること、普遍性を考えるとは、そういうことです。 ・全体の構造がぱーっと見えたような状態に感ずる事がある。いままで 個別に考えて来た問題が、ある問題が見えた時に全部繋がって、より大 きな問題の全体として見えるというような感じです。 ・我々は、ニューフロンティアを求め続ける知的生命体です。それは、 現世人類が陸上に進出した生命体の中で、もっともそれを志向する性質 が強く、その結果は反映した存在だからです。 ・人間以外の動物は、いまという瞬間しか生きていない。 ・世間というものは、リアルでなくバーチャルなもの。 ・ワクワクするとは、精神的にいつでもある励起したポジションに居続 けるという意味で、いい環境。 未知の外界に接して、興奮する日々を 送る。本当は、そのような機会をより多く与えることが子どもの教育に とって必要な事。他と接することによって己を知る。これが子どもの教 育の基本です。外界と接し、境界を拡大する事によって、自らを知るわ けです。 成長するとは、ここまではわかっているという、その外界と の境界線を、いつでも広げ続けて行くことですから、毎日が楽しくてし かたないわけです。 ☆☆☆ ここまでが、221ページしかない薄い本の頭1/5に書いてある本の エッセンスです。これからまだまだ凄い言葉のオンパレードです。笑 是非、読んでみて下さい。 因に、松井孝典さんは、寺田寅彦、竹内均という超有名な自然科学者の 直系の著名な自然科学者、東大教授です。時々マスコミ、特番などにも 出てます。 ということで、久々に、思い切り知的興奮を味わいました! 今日も、楽しみましょう!江部 (以下は、この1月に塾のメーリングリストに流したものです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 5, 2007 06:58:13 AM
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