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カテゴリ:幸せに生きる
※ 本日、日々輝塾第二期、開始!!!
朝9時より@青山某所:笑 === そして、エッセンスを。 塾生各位 おはよう。 一昨日本屋でこの本を見つけ、まさひろのことを思い出し買ってしまい、 全カラーの約500ページの事典のようなこの本を昨日読破しました。 書き出すと切りがないのですが、、 エッセンスを。 ☆☆☆ ・ブロードキャストという言葉は、もともと、一握りの種をばらまくと いう意味だった。 ・生命は驚くほどの多様性で溢れており、進化の歴史は偶発的だった。 ・45.5億年前の地球誕生の中で、人類の祖先おチンパンジーの祖 先の分岐が500万年前、現生人類タイプの人類がアフリカで出現した のが15万年前、この20世紀、そして主として産業革命以降、地球の 人類「だけ」が4倍にも異常増殖したこの100年、人間がこの高度文 明社会を構築し、地球の資源を異常な速度で消費しだしたのが、地球の 歴史の中で、一瞬のこと。 2000年の時点で、世界中の熱帯林の半分が伐採されるか焼き払われ た。地球上の生物種の3分の2を育むと推定されている豊穣な生息環境 である熱帯林の半分が姿を消したのだ。 ・生物の遺伝的多様性の大半は、微生物。動物界は、生命の系統樹の中 では、数本の小枝に過ぎない。 ・突然変異は起こり放題だった。そんな中で、突然変異によって破壊さ れることなく数世代以上を生き残れるタンパク質は、構造の単純なもの に限られた。 ・生命の系統樹の大きな幹で、真核生物、古細菌、細菌という3つの系 統が枝を伸ばした。ただし、個別の系統に別れはしたものの、どの系統 にも、それ以前の名残として、ごたまぜにされていた遺伝子がそのまま 受け継がれることになった。 ・地球上の大量絶滅の歴史、2.5億年前に、属レベルで60%の 絶滅率の大量絶滅が起こった。地球の環境は。自然淘汰による適応と生 存が間に合わないほど急速に変化することもある。絶滅の衝撃波は、生 命の歴史の路線の変更を迫る事もある。革命的な事件に相当する。何百 万という生物種が、歴史的に見れば一瞬にして一掃され、その後の世界 で主役になった生物種は、たいがいそれ以前の主役達とはがらりと異な る面々なのだ。 地球の環境は突如として悪化し、ほとんどの生物種の生存を脅かした。 種がバタバタと絶滅したことで、生態系の食物連鎖も崩壊し、さらに多 くの種が絶滅した。その危機を生き延びた種は、絶滅を免れられるよう な資質を備えたのだろう。 ・専制的な競争者がいなくなると、生き残った種類は新しい可能性を試 せるようになる。しかし、生き残りにもたらされる自由の裁量も、無限 ではない。 ・現在、世界各地で外来生物の侵略が凄まじい勢いで進行中である。こ れはもう、世界中の生物多様性を脅かす深刻な事態と考えるべきかもし れない。 生息地域の破壊にも匹敵するほどの由々しき事態だと、科学 者達は認識し始めている。 侵略生物のこれほどの猛威は、地球の歴史 上はじめてのことである。人類が滅亡した後も、長きにわたって自然を 変えてしまいかねない。 ・人類は、狩猟、生息環境の破壊、外来生物の侵略を引き起こす事で、 たくさんの種を絶滅に追いやると同時に、それ以上の数の種を絶滅の瀬 戸際に追い込んでいる。どうやら我々は今、過去6億年に起こった最大 規模の大量絶滅に匹敵する大量絶滅が進行中の時代にいるらしいのだ。 ・ひとつの種の変化が別の種の進化を促進する過程は、「共進化」と呼 ばれている。 ・共進化には、われわれの存亡がかかっているという事実も、忘れては ならない。 ☆☆☆ 切りがないのでこのへんで。。地球の膨大な時間の流れのあるほんの一 点を、過去人類最高の便利さで、最高水準の豊かさで日々生きている 我々。 でも、同時に、この地球上では、過去地球上の生物が経験したことがな いような、異常な変化が起こっているようです。 学ぶ事は、たくさんありますね。僕も学び続け、行動したいと思いま す。江部 (以上は、この2月に塾のメーリングリストに流したものです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 14, 2007 06:10:48 AM
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