2004/12/19(日)01:05
ザ・内職
2~3日前、思わぬ仕事を引き受けてしまいました。
チラシを折って、封筒に入れ、宛名シールを貼って、封をする。
「ザ・内職」って感じの仕事です。
2万5000件を5日間の納期で仕上げる約束です。
パソコンとは何の関わりもない仕事だけど、
昔お世話になった方の紹介なので無下に断れず、
いつも入力をお願いしている人が仲間で全部やると言ってくれたので引き受けました。
…が、1日やってみて、やはり全部は無理とのこと。
やむなく私も5千件ほど、やることになりました。
最初はチラシの山にため息ばかりでしたが、
やってみるとなかなか面白い。
時間を計って、「やった、新記録!」なんて言いながらやっていると、
次女が寄ってきて、手伝ってくれます。
長女も「あ、私やる!今お金ないから!」なんて言いながら、
少しやっては、携帯が鳴り、どこかへ消えては、また戻り…なんて繰り返し、
結局何も進んでない。(ーー;)
「いくら位になったかなぁ?ちゃんとお金払うからね」と私が言うと、
「お金なんていいわ」と健気な次女。
それに比べて長女は「ちゃんとお金くれるんでしょうね!」。
あのね…、あんたがやったのは300円くらいなんですけど。
まだやっと3分の1。本当に無事納められるのだろうか?
それにしても、この仕事、時給を考えるとやっていられない。
だいたい1手1円が相場だそうだ。
でも、テレビを見ながらやれるというメリットもある。
義母もいわば内職のプロ。手伝ってくれると手が私より早い。
「100円でも200円でも、道には落ちてないでよぉ。」と、笑う。
何だか頭が下がる思いがした。
日本の産業はこういった人たちに支えられている部分が大きいと思う。
時給換算したら、労働基準法に引っかかってしまうような内職でも、
何の文句も言わず、黙々とこなす。
う~む。誰かの姿勢に似ている。そうだ新選組の斎藤一だ(^_^;)。
「承知」と一言。黙って与えられた仕事を無口にこなす。
よし、私は火曜日まで斎藤一になる。