或る日記

2005/05/06(金)21:47

魔法のDVD ~「アリゾナ・ドリーム」 

映画・TV(64)

今日は、久しぶりにジョニー・デップの話題。 (え゛~?久しぶりかぁ?と、誰か言いました?) 私がこの俳優さんにハマったのは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」だというのは有名な話ですが、(私の周り限定) このDVDと同じくらいの回数、いやそれ以上観ているのが、この「アリゾナ・ドリーム」です。 はっきり言って変な映画です。 観ても、面白くもなんともない人もかなりいるでしょう。 でも、私はなぜか大好き!何度観ても飽きない! だから魔法のDVDなのです。 色んな楽しみ方が出来る。 ジョニーの屈託ない美貌にボーッと浸るのもいいし、変人達のやりとりにクスクス笑うのもいいし、根底に流れる深いテーマに思いを馳せるのもいい。 心地よい音楽に身を任せるのも素敵。 とにかく味わい深い映画です。 私はフランス映画はどうも苦手のようなのですが、これは別。 1993年ベルリン国際映画祭銀熊賞をとっているみたいですが、 それがどんなすごい賞なのか実はよくわかりません。(^_^;) -------------------------------------------- 主な登場人物は、何とたったの5人。 数年前の交通事故で、両親を亡くしたアクセル(ジョニー)は単身ニューヨークに住んでいる。 そこへいとこのポール(ヴィンセント・ギャロ)が会いにやってくる。 叔父さんのレオ(ジェリー・ルイス)が結婚するので立ち会って欲しいとのこと。 その叔父さんは、アクセルの両親を自分が運転する車で死なせてしまったことをずっと気に病んでいた。 そして自分がアリゾナで営む車のディーラーの仕事をアクセルに継いで欲しい思っていたのだ。 嫌がるジョニーをポールは泥酔させて無理やりアリゾナにつれてきてしまい、 アクセルはそこで1週間暮らすことになる。 そして車の販売を手伝ったジョニーの前に客として現れたのは エレイン(フェイ・ダナウェイ)とグレース(リリ・テイラー)の義理の母娘。 そこから奇妙な三角関係が始まる…。 ------------------------------------------------- 映画評論的に言えば、ヨーロッパの鬼才エミール・クストリッツァ監督が「“アメリカンドリームの終焉”を描いた問題作!」となるんでしょう。 でも、私は難しいこと抜きで、感覚的にこの映画が好きです。 好きなCDを何度も聴くような感覚で、何度もDVDを観てしまう気がします。 美しくて若くて危なっかしいジョニーに、 奇想天外なキャラ立ちまくりの登場人物たち。 突然、空に魚が飛んでいる。 車が月に向かって飛んでいく。 「空を飛びたい」夢を持つエレインの為、叔父をそっちのけで飛行機作りに興じるアクセル。 その様子を観ているだけで、楽しく可笑しくそして哀しい。 なぜか癒されるんです。 私のフリーページ*to My Johnny* ~Part2でも紹介しているのでよかったら見て下さいね! みなさんにも、疲れたときに癒してくれる魔法のグッズ、何かありますか? ------------------------------- この映画はマイナーながらも、探してみると、たくさんレビューが出てきます。 それも、興味深いものばかり。 中で一番ハッとさせられた言葉。 亡くなったアクセルのお父さんの言葉。 「人の心を知ろうとするなら、その人の夢を知れ」 う~ん、深い。 みなさん、本当に読みが深い…。 私のミーハーは感想が恥ずかしくなります。 でも、映画は頭ではなく、心で感じて楽しめばいいんですよね。 (…と自分で自分を慰める) http://www.interq.or.jp/jupiter/rophy/movie/m001.htm http://www2.odn.ne.jp/roof_garden/arizona-2.htm http://members6.tsukaeru.net/sammy/archive/arizona.html http://www6.plala.or.jp/khx52b/movie/file_a/a0006.html http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/5247/eiga/ariz99.html http://cinemanie.jugem.cc/?eid=9 http://jns.ixla.jp/users/knightcream666174/myweb_111.htm ちなみのこの映画のDVDはどこも完売。中古でもなかなかありません。残念~~~! (…って私はギリギリで廉価版ゲット。良かった。)

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