ジョニー・デップ新作 「リバティーン」への思い
ジョニー・デップの新作が迫っている。4月8日公開の「リバティーン」だ。それに先立って先日3月25日と4月1日に渋谷・だ・け・で「ジョニー・デップナイト」と銘打った先行上映会が開かれた。私は死ぬほど行きたかった!なぜなら「ギルバート・グレイプ」や「ブロウ」といった、私がまだジョニーを知らなかった頃の名作を大画面で拝めるといった企画もついていたから。またジョニー来日の時と同じように、単身赴任の主人を宿の当てにして次女と春休みの東京旅行を企てていたのに、やっぱり忙しくて行けなかった。残念!---------------------------------------気を取り直して、「リバティーン」の感想をネットで探し回っているけれどこれが想像以上に難しい。ファンサイトの掲示板などで、ひと通り拾った後、それだけでは物足りず、Googleやyahooで検索してみる。「リバティーン」で検索すると、作品紹介ばかりでなかなか個人の感想に行き当たらない。で、「リバティーン 感想」「リバティーン 行った」「リバティーン 試写会」「リバティーン 先行」「リバティーン 感動」etc.……。いろいろな組み合わせでトライ。ふぅ~~…、本当にネット検索の難しさを感じる。でも、とりあえず10人ほどの感想を読むことができた。実は、この映画、アメリカ本国ではあまり評判が良くない。ミラマックスがアカデミー賞に照準を合わせ、昨年末に限定公開されたが、批評家や観客の反応が芳しくなく、そのまま宙に浮いてしまい、この3月にやっと再公開されたばかりだ。それでも公開規模は決して大きくなく、浮上することなく収束しそうな感じだ。わからないながらも米国のyahooなどのユーザーレビューを見ると、賛否が激しく分かれており、問題作であることが何となく感じられる。暗く単調で、人物描写に深みがないという感想をよく目にする。が、ジョニーの演技に関する評価は悪くない。キャストもジョン・マルコビッチやサマンサ・モートンなど演技派が脇をかため、素晴らしい演技を披露しているという。ただ、監督が映画を撮るのが初めてらしい。「チャーリーとチョコレート工場」でも、ジョニーの奇抜なルックスに、この目で見るまで不安がいっぱいだった。今回もドキドキと不安が先行する。根っからの心配性でネガティブ思人間の自分の性分が憎らしい。昔からのファンの方達は、ジョニーの映画が公開されるたびに、こんな思いに耐えていたのか…。先行を観た日本の人達の感想は、概ね良好。アメリカと日本の感性の違いだろうか?オダギリ・ジョー君曰く、「僕が女だったら、妊娠しますよコノ映画」…だそうだ。どうしよう?私、女だけど。(爆)--------------------------------------17世紀、イギリスに生きた放蕩の詩人ロチェ伯爵。欲望がおもむくままに女たちを愛し、怖れることなく自由を愛し続け、33歳の若さで梅毒の餌食になった男の半生を、ジョニー・デップが魂の演技で描く「リバティーン」。公式サイトで予告を観る限りでは、気が遠くなりそうに妖艶なジョニーの姿と美しく切なくクラシカルな音楽に期待が膨らむばかりだ。もう待ちきれない。早くこの目で確かめて楽になりたい。(^_^;)