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kinki☆大塚愛☆LOVE☆ONLY

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第74話

繋がれた思いは
悪を負かした・・・


*別れのとき、さよならは言わない*


・・・その後、3日後・・・


魔界の城、再建部分。


ロイド「お前らがいれば、魔界の治安は安全だよな」
飯を食いながら言うロイド。
キャン「あぁ・・・案ずるな」
キャンたち四天強たちの生き残りと、魔界軍の生き残り、天界軍の生き残りで、天界、魔界の治安を戻すことになった。
ルル「ちょー!それうちのんや!!取んな!!」
リッド「いいじゃねぇかちょっとぐらい!!」
2人は食べ物でケンカ。
元気のいいことである。


・・・街では・・・


ザファ「お前はそっち、お前はあっちだ」
カイル「りょーかい!!」
ヴェイグ「任せろ」
ザファの指示で街の人と協力し、ウルボロスによって破壊された家を修理しているのだ。
ザファ「・・・ソール隊長・・・」
ザファの背中にはソールの剣があった。
ソールは、この戦いで不運にも殉職したようだ。
実はウルボロスが魔界を荒らしている間、キャンの指示で、天界、魔界で戦争が起きていたらしい。


・・・宇宙船の中では・・・


ツバサ「僕たちで・・・倒せたんだ、父さん・・・」
クレス「あぁ・・・本当に良くやった・・・」
クレスが復活していた。呼吸器や点滴はつけているが、もう大丈夫のようだ。
アニー「もう少しで呼吸器を外しても大丈夫そうです」
アニーが経過を見て言った。
ツバサ「本当に・・・良かった・・・」
ツバサは微笑んだ。


・・・そして、街の外では・・・


ゼロス「・・・本当に、残んのか?」
ゼロスがエーテルに尋ねた。
エーテル「ええ・・・今まで本当に・・・ありがとうございます・・・いえ・・・ありがとう」
エーテルは笑顔で答えた。
ゼロス「そっか・・・じゃあ、また後でな」
ゼロスは街の方へと去って行った。
エーテルは・・・
エーテル「う・・・ぐうっ・・・」
泣いていた・・・


・・・城の前・・・


ロイド「本当は・・・再建が完全に終わるまでいたいんだけどな。うちの星も、平和とは言えないからな」
苦笑いで言うロイド。
キャン「ふん・・・達者で暮らせ」
キャンが手を出して言った。
ロイド「また戦おうな・・・もう俺たちは仲間だから・・・またワープでも作って、遊びに来るからな!」
2人は握手をした。
ラージャ「なぁトモは~?」
ラージャが尋ねる。
クレイ「多分トモなら・・・」


・・・壊れた城の頂上・・・


トモ「・・・」
目を閉じ、瞑想するトモ。
一番高いところといっても、当初の城よりは相当低い。
ヒカリ「トモ・・・」
後ろからヒカリが現れた。
ヒカリ「出発だってさ」
そう言うとヒカリはシュッと移動した。
トモ「・・・」
シュッとトモも消えた。


・・・そして、宇宙船前。
見送りに来たのは、ルル、サウラ、ラージャの3人だ。
ゼロス「んじゃ、また会おうや」
ゼロスが軽くあいさつする。
カイル「何かあったら、また飛んでくるよ」
カイルも軽くあいさつ。
カイト「・・・強くしてくれて、ありがとう」
カイト含む子供たちは、自分たちが強くしてもらったことについて感謝。
サウラ「また・・・会おうね」
サウラは涙を浮かべている。
ルル「サウラ、こんなときに泣いたらあかん」
ルルは笑顔で見送る。
ラージャ「トモ~俺はまだまだ強くなってやっから、また戦おうね」
ラージャはウィンクをトモに送る。が・・・
トモ「・・・」
トモは無視。
ラージャ「あらら、つれないねぇ」
ラージャは苦笑い。
ロイド「じゃあな」
そして一同は宇宙船に乗り込み

宇宙船は、出向した。

ゼロス「・・・」
窓から外を眺めるゼロス。
なるべくゆっくり飛んでいるようだ。
ちなみに、レアバードも積みこんでいる。
ゼロス「・・・!!」
ゼロスが驚いて窓を開ける。
一同「?」
一同も寄っていって見ると・・・

城の頂上に、エーテルが立って、手を振っていた。

エーテル「う・・・ぐうっ・・・ひぐっ!」
泣きながら手を振るエーテル。
ゼロス「・・・さよならは、言わねぇからなぁ!!!」
ゼロスが大声で叫んだ。
ロイド「また・・・会おう!!」
ロイドも叫んだ。
ルーク「俺らは・・・仲間だからっ!!」
ルークも叫んだ。
一同「仲間だからっ!!

みんなが、叫んだ。

これで終わったわけではない。
そう、終わりなどないのだ。
光があれば闇があり、また、そこには虚無が生まれる。
悪という名の正義もあれば、正義という名の悪もある。
だが、どんな困難にも打ち勝とうとする
『希望』という心を持った、未来を担うこの若き少年たちが
この少年たちが、いる限り

カイト「・・・」

未来は何度でも、変えることができる。


終わり















後書き
今までご愛読いただき、まことにありがとうございます。
なんてらしくないことを言ってみたり
次回からは・・・延長戦のスタートです。
第3期の前に、第2期、延長戦!!
新しいページを立ち上げるので
よろしくお願いしますね。



























































































「実験は成功したのか?」

長い刀を持ち、銀色の髪、黒色の服の男が喋る。

「所詮ウルボロス・・・クソの役にも立たねぇよ」

大柄でかなりいかつい男が喋る。サングラスもかけている。

「もうすぐだな・・・7人が揃えば、この世、異次元、全てが手に入る」

マントを着、到底人間とは思えない、胸のマークに傷を負う者が喋る。

「カカロット・・・!!!」

大柄の男よりも更にでかい男がそう言った・・・

















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