|
カテゴリ:縞田のオフロード通信
402号のRE特集で、バンビーンOCR1000のインプレをしたシマダです。
私が同車の存在を知ったのは「熱風の虎」という漫画でした。 ただ、その内容はさっぱり記憶から抜け落ちていました。 そのようなことを交えてインプレしたところ、 知り合いのバイク屋の親父さんから、 なんと当時モノの熱風の虎の単行本全5巻をいただいたのです。 ![]() なんでも、バンビーンの記事を読んだバイク屋のお客さんが、 私のために持って来てくれたそうです。 そういえば熊本の方からも、この漫画の件でメールが来てました。 私と同世代、もしくはもう少し上の世代の人に、相当なインパクトを与えたのは、 どうやら間違いなさそうです。 早速、家に持ち帰って読みました。 全巻通して読んでみたところ、なぜ内容を覚えていなかったのか、よく分かりました。 漫画とはいえ、あまりにも話しの流れが突飛で、伏線と思われた数々の出来事が、 ことごとく生かされておりません。 この漫画は、最近TVドラマにもなったJINー仁(?)を書いている 村上もとかさんの初期のころの作品です。作者自身がこの熱風の虎に関しては、 「2輪免許を持っていない」、「終わり方が尻すぼみで唐突」、 「話しのスジに矛盾がある」などと告白してるくらいです。 現在は大御所でも、最初のころは勢いで突き進んでいた時代もあるんですね(失礼!)。 とはいうものの、当時目にすることの難しかった華々しい外車の数々や、 レーシングサイドカー、それにサイドワインダー走法(!?)をはじめとする スーパーテクニックなどが登場し、そのむちゃくちゃな展開とともに夢のある時代だったんだなぁ、という妙な感慨にふけりました。 ![]() 読後感は少々重い感じですが、これはこれで画期的だった。そう思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|