静岡空港開港

今日、多くの反対論を押し切って静岡空港が開港する当初の工事費は1200億円くらいではなかったかと思ったが最終的な総工事費は1900億円とのことこれだけでも、地震対策にと先々代の知事がせっせと蓄えた県の基金が費消され、静岡県はすっかり貧乏県になってしまった20年来の悲願ということだが採算ラインの138万人という需要予測を達成することは全便満席で飛行機が飛んでも108万人の利用にしかならないというトンデモない事態での開港である。オオタカの営巣地を破壊し（「はかいし」と打ったら最初に変関された言葉は「墓石｣と出た)JALには搭乗率が７０％を割り込んだら、税金の補填をするという優遇措置つき年間何億の維持管理費がつぎ込まれるかわからないこんな空港が本当に地域の活性化に役立つのだろうか暗澹たる思いである。