2080261 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

極上生徒街- declinare-

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

矩継 琴葉

矩継 琴葉

サイド自由欄

カテゴリ

カレンダー

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2007.01.26
XML
カテゴリ:Kanon
重すぎる真実を知ってしまった祐一…

※あらすじ

香里から聞かされた事実に驚く祐一。帰宅してからもそのことが頭から離れない様子の祐一をあゆは気遣う。そんなあゆに感謝する祐一。翌日、香里は学校を休み、裏庭には栞の姿もない。様々な思いを抱えながら街を歩いていた祐一は公園で栞と出会う。

 

祐一に真実を話した翌日、香里は学校に姿を見せなかった。栞も同じく、学校にはやってこなかった。
その日の帰り祐一は、真琴と別れた丘にいた。
落し物なら一緒に探してやることができる、魔物があいてなら一緒に戦うことができる。でも病気の栞を助けることはできない。祐一は、真琴に問うていた。真琴と同じく、限りある時間を生きる栞に何ができるか。あと一週間もない時間で。

複雑な想いを抱えながら街を歩く祐一は、栞とデートした公園へと足を運んでいた。
偶然にも公園の噴水の前に栞が座っていた。
いつものように話す二人、そして栞は不意に話し始める。
この公園での家族との思い出、香里との思い出。また一緒に…。

「俺とのデートは二番目か…」

「あ、祐一さんとのデートも同じくらい楽しかったです!」

「口が上手いな」

「ホントですよ?…もう少し時間があれば祐一さんのこと、もっともっと好きになっていたかもしれません。…誰のことも好きになってはいけないのに。」

栞は悲しそうに呟いた。時間があれば、もう少しあれば…。
そういいえ終えると、栞は再び噴水の前に座った。つられて祐一も座る。

「祐一さんには謝らなければならないことがたくさんあります。そして感謝しなければならないことも、たくさんたくさん。」 

その言葉を聞いて、祐一は病気のことについて聞いてみる。
だが栞は気丈に振舞い、その様子から病気、死に対する恐怖も不安も感じられなかった。しかし祐一は、それが精一杯の嘘だと知っていた。
さらに栞は続ける、いつもいる裏庭は香里と一緒にお弁当を食べる約束していた場所だと。それを聞いた祐一は、香里の本当の気持ちを話そうとする。だが栞は知っていた。
だから栞も香里を遠ざけていたのだった。けれども、その顔には悲愴が見えた。
話の終わり、栞は祐一にお願いをする。

「私こと普通の女の子として扱ってください…祐一さんといると、私は戻れるんです。楽しかったあの頃に…」

それは学校に通っていた日々、楽しかった日々、普通に暮らしていた日々。
だから自分のお兄ちゃんみたいにいて欲しいと。祐一はそれを快く引き受けたのだった。

そして去り際に、意味深な言葉を残して栞は帰っていった。
静かに見送ろうとした祐一だったが、やりきれない内に秘めていた思いを栞にぶつける。

「栞!本当にもう、どうにもならないのか?!病気が治る可能性はないのか?!」

「奇跡でも起これば治るかも知れませんけど、起きないから奇跡って言うんですよ」

割り切ったように、気丈に笑顔で栞は答えた。
栞を見送る祐一は、どこか悲しそうだった。


翌日、祐一は裏庭を見ていた。約束したはずなのに、来るはずの栞は現れなかった。
しかし予想外のことが起きた、栞が学校に登校していたのだった。





祐一は教室にやって来た栞を昼食に誘う。
一瞬驚いたものの、冷静に状況を考えていた。栞が言うには医者の許可が出ているとは言うが、それは栞の誕生日前の土曜までだった。


その夜、栞は帰宅した香里に話しかける。
学校であったこと、祐一とのことを話そうとしたのだろう。
だが香里は冷たくあしらう。気丈に振舞う栞が痛かった。


翌日約束どおり、弁当を作ってきた栞。
初めて作るお弁当、祐一に食べてもらいたいと多く作りすぎてしまった様子。
それでも祐一は頑張って間食してあげたのだった。
そして帰り、友達、いや兄妹のように仲良く町を散策する二人。
ぬいぐるみ店の前にいたとき、祐一の目に香里が映る。香里も祐一に気づかれ、足早に去ってしまう。栞をごまかし追いかけた祐一だったが、栞なんて知らないとあしらわれてしまう。しかし本当は心配だったのだろう。


日が暮れるまで一緒に過ごした二人、楽しそうに今日の話をする栞。その脇で話を聞く祐一。けれども上の空で、祐一は舞の言葉を思い出していた。
あの時は意味が分らなかったが、何かに気づき始めていた。

帰宅した祐一は、財布の中身を確かめながら栞の誕生日に何を送るか考えていた。
何ができるのか、何をしてあげれば喜ぶのか。
そこにやってきたあゆ、試しに祐一は色々聞いてみる。
明確な答えがなかなかでない、その時あゆがふと言う。

「じゃ品物じゃなくて、栞ちゃんが一番喜んでくれることをするとか?」

それを聞いて、祐一はひとつの答えを出したのだった。
栞の喜ぶことは、香里と…。

 


今更?ですが、京アニクオリティーは凄いな~

風景(背景)を美しいと思うアニメは全然ないっすからね

 

カレーを口にした時の栞はかぁいいかったな~wいいな栞w

香里とどうなるのか次回が楽しみですなw






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007.01.26 22:35:24
[Kanon] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.