000000 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

極上生徒街- declinare-

PR

プロフィール

矩継 琴葉

矩継 琴葉

サイド自由欄

カテゴリ

カレンダー

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2008.04.01
XML
カテゴリ:ARIA

 始まりも終わりも同じ。新しいスタート地点に立つのだから。
 原作全12巻、アニメは3期に渡り52話。OVAを含めると全53話。(本日現在としておく)
 ヒーリングアニメを代名詞にし、4クールに渡り描かれてきたARIAも今日限り。(?)
 何気ない日常を描き、気づかない、忘れているものを知り、感動、すばらしさを教えてくれました。
 そんなAQUAの奇跡もグランドフィナーレ。さぁ、お手をどうぞ。
 

※あらすじ
ついにプリマに昇格した灯里に、アリシアさんは心に秘めていた決意を明かしました。それはアリシアさんがゴンドラ協会の要職について現役を退くということ。
話を聞いて駆け付けた藍華とアリスの前で灯里は、「きっと、大丈夫」と元気に振舞います。今はまだアリシアさんがいて、アリア社長がいて、灯里がいるいつもと変わらぬARIAカンパニー。けれど、アリシアさんの姿がふと見えなくなった瞬間、灯里の気持ちはさざめくのでした。


 突然、藍華とアリスがARIAカンパニーへ押しかけてきました。
 灯里の昇格を祝いに来たのかと思いきや、アリシアさんの寿退社のことを訊きに来たでした。
 アリシアさんが大好きな暁も良いタイミングで電話をかけてきました。あれだけアプローチをしておきながら残念な結果に。相当ショックのようです。


 その頃、アリシアさんは営業中にも関わらず、街の人々や観光客から祝福されていました。どれだけ愛されていたのかは言うまでもありません。
 「おめでとうございます」、「お疲れ様」

 

 自立できなかったら、でっかい恥ずかしいだからw
 「で、」
 「大丈夫なんですか?」

 藍華とアリスが言います。アリシアさんのことよりも、実は灯里のことが気になるようです。
 アリシアさんが引退してしまえば当分の間、灯里1人で切り盛りしなければならないわけですから。
 でも灯里は、「うん」と笑顔で頷きました。


 それから毎日はあっという間に過ぎ去り、ある日灯里がいつものように書類整理をしていると分からない数字が出てきました。すぐにアリシアさんに訪ねますが、返事がありません。何度も呼んでも返事は返ってきません。アリシアさんがどこにもいない。思わず涙が溢れてきます。
 ボロボロです
 しかしアリシアさんは、お祝いの花束を持ってきてくれたお客さんにお礼を言いに少し外に出ていただけでした。
 そして灯里は言います。 「みんな、アリシアさんのこと大好きなんですから......」

 

 気がつくと灯里はボロボロ泣いていました。みんな、そう灯里は言いましたが、みんなよりも灯里が一番アリシアさんのことが大好きなんです。だから溢れるモノを止めることができなかったのです。


 そんな灯里を見たアリシアさんは、無言で灯里を抱きしめます。突然のことに、灯里はどうしたのか分かりません。

あい 

「アリシアさん......?」


ごめんなさい
「本当は……本当は、もうずいぶん前から、灯里ちゃんには、一人前(プリマ)になれるだけの実力が備わっていた。でも、灯里ちゃんと一緒にいられる……この愛おしい時間を失うのが怖くて。
 先輩としてしっかりしなくちゃ、決断をしなくちゃって、何度も想いながら出来なかった……。すべて、私のわがまま。……本当にごめんなさい」

アリシアさん

「アリシアさん……私も。いろんなことがいっぺんに起こって、どれも本当に幸せで嬉しいことなのに……。時間も場所も移り変わっていくものだって分かっていたつもりだったのに。心の根っこでは、ずっと不安で怖くて……ごめんなさい。
 一緒に歩いているときは、みんな同じ道を歩いているように感じていたけれど、本当はみんな、それぞれ違う自分だけの道を歩いているんですよね。
 私は、私の道を歩いてきて、火星(アクア)にきて、アリシアさんに、みんなに出遭えて。
 私、この道の先に待っているみんなの素敵な未来に合いたいです。
 だからアリシアさんのことも笑顔でお見送りしなくちゃ」

笑顔で、です

 そこには強くなった灯里がいました。
 

 
 次第に灯里にも予約が入るようになり、灯里のARIAカンパニーが形となりつつあるのでした。
 そしてゴンドラ協会の主催するアリシアさんの引退セレモニーの日となりました。

さよなら

 以下最終回のため、でっかい割愛

 

総評

始まりは、極上生徒会の後番組だったことでした。
極上生徒会が最終回を迎え、放心状態で、まさに傷心しているときに出逢い
ヒーリングされていきましたw


最初こそ、批判したけど、気がつけば2話目から引き込まれ
原作を大人買いし
グッズを集め
コンサートにまで行ったりして
自分の中では、極上生徒会に肩を並べるアニメになっていました。
(一時期はARIAへの乗り換えも考えたくらい)

そんなARIAも原作が終了し、4クールにも渡ったアニメも最終回となりました。


ARIAという作品は、何気ないことを描いているんだけど
それが新鮮で、忘れていた何かを思い出させてくれる作品でした。

天野先生は、ただ日常を描いただけとおっしゃっていましたけど
我々が日常のすばらしさ、幸せを見逃しているから
時間に雁字搦めにされているからこそ、この柔らかい世界の
この作品に魅力を感じるのかも知れません。
破天荒な人生も、冒険も魅力があります

だけど最終的には、穏やかな時間の普通が一番なんです。

そこにある幸せが心に響くのです。


おっと、解説みたいになってしまったw

 

さて3期は終盤だけに、示申展開が多かったですね。
内容が濃くて面白かったです。

作画もこれまでに比べれば最高基準。
トラゲットは伝説の域ですねw
(最終話に崩れちゃったけど、要所をしめていました)

音楽は言うこと無し。
OPもEDも、挿入歌も、BGMも相変わらずのクオリティです。
コンサートの第2回あるかな?

そうそう、最後にあのキャラが出ましたけど
原作でも最初の頃から誰かとメールしていたので
天野先生は構想にあったのでしょうね。

ARIAの続編は未定だそうですけど
読み切りな感じで出してくれると嬉しいです。

 

ではランク



※ランク


独断と偏見で、ストーリー、音楽、作画、キャラクター、演出の(とりあえず、5部門)を評価。



各10点満点で、計50点満点。(5が中間です)


ランクの目安は以下の通り



殿堂入り=S 46~50点
傑作=A 40~45
良作=B 30~39
普通=C 20~29
不作=D 10~19
駄作=E 0~9


+、-は、気分でつけますw


ぎりぎり、良作だったりした場合は、-


さらにすばらしかった場合や、低いランクでも下の上だったりした場合に+をつけたいと思います。


で、気分次第w


点数は



0点--話にならない
1点--問題外
2点--最悪
3点--悪い
4点--イマイチ
5点--普通
6点--そこそこ
7点--良い
8点--素晴らしい
9点--最高
10点--示申

ストーリー......10点(文句なしです。内容が濃く、凝縮されていました。ただ……ケットシーの話もやって欲しかったという欲はありますw)


音楽......10点(相変わらずの高クオリティ。EDは、ARIAの中で1位に入る示申曲でした。)


作画......9点(1クールということもあり高レベルでした。)


キャラクター......10点(言うまでもなく。みんな魅力的です)


演出......10点(BGMのタイミングといい癒され、そして泣かされましたw まだウンディーネ買ってないんだけど、確かアリシアさんの引退セレモニーは描かれてないので、アニメで描いてくれると思いませんでした。しかも雪を降らせる演出w 
 それから藍華の試験風景も描かれていて、存分に満足しました。)

 

合計49点


「S+」

天野先生、さとじゅん、並びにスタッフ皆さんお疲れ様でした。
 ARIAは永久に不滅です!

はっ! 

恥ずかしいセリフ禁止!

 

皆さん、ありがとうございました。

おつきあいくださった皆様、ありがとうございました。
新しい始まりに







最終更新日  2008.04.02 00:04:08
[ARIA] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.