カテゴリ:今日のアロハ
8月26日爽やかな晴れ。こんな日の休日は温泉でしょうと五日市のつるつる温泉へと向かおうと車を走らせていると、ふと8月いっぱいで展示期間が終わるせせらぎの里美術館が頭に浮かぶ。友人がいたく感動したので「お時間を作って見に行ってみてはいかがでしょうか。」と8月頭に聞いていた。大体の場所は察しがつくのでつるつる温泉をかすめるように青梅へ向かった。
途中、久美子さんがお腹がすき、暫く辛抱するようなだめながら。そう言えば安岡正篤著「心の儘」の中にも食べるとはお腹を減らすことである。なんて言葉が書いてあったが、朝フルーツだけの食事、時間も2時前とくればそう言うことになるでしょう。 途中、旅館がそばを出してる店の前を通り、直観で本日の昼食場所に印をつけせせらぎの里美術館に到着。中に入るなり久美子さんも日曜美術館で見たと思いだした。私は初めて見る犬塚勉展没後20年。38歳の時に谷川岳で遭難死されている方でした。「私は自然になりたい」の言葉の如く、普通でしたら絵の構図にしないような、もっと勇大だったり、美しい、ものがあるのではと言いたくなるような、でもこれらの絵を見ていると自然のありのままの一瞬が描かれていて、上も下も無い、考えられない速さで動く心の一瞬を書かれているような気持ちになりました。私は『梅雨の晴れ間』が気に入りました。 このせせらぎの里美術館はとてもいい環境で、この日はお腹がすいてる久美子さんと一緒だったので時間が取れませんでしたが、ゆっくり散策も楽しいことでしょう。犬塚勉日曜美術館『私は自然になりたい』は9月に再放送されます。 昼食会場です。直観は大当たり! ぎん鈴荘玄関には靴が10人分ほどあり、はやっている印象です。おかみさんに通された部屋は離れで宿泊者向けの部屋でそれが昭和というか大正時代を思い出させて頂けるような、永井荷風が出てきてもおかしくないレトロな部屋で嬉しくなりました。そしてそばも北海道から空輸されるそば粉(音威子府蕎麦)を使った本格的なおいしいそばでした。後で調べてみると人気のあるそばやさんで、いけてよかったです。器を持って会計に向かいますとのれんの奥に男性の姿、なるほどご夫婦とお子さん3人で運営されている様子、久美子さんは久美子さんで焼き魚の食べた残りが何皿も置いてあったこと「私達にはそばしかありません」とおっしゃったけど予約すると焼き魚もあることをすばやくリサーチしたのでした。 今日はイベントが2つもあったのでつるつるはお休みにして帰りはファーマーズマーケットによって帰りました。やはり自然は最高の癒しです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.28 10:21:38
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