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札幌市/“待ち時間対策コンサルタント” 柳田正太郎
カテゴリ:■医療機関 待ち時間対策
医療機関で「待ち時間対策」を施すとするならば費用がかかります。
たとえば「予約システム」を導入して患者の不満や不安を解消しようとする場合 パソコンなどの「必要機器」「初期費用」「月間使用料」などがかかります。 費用をかけないで実現できることは最大限の努力をすべきです。 しかし、この時代はやはり「IT」を有効活用することも必要です。 ここでかかる費用を 「勿体ない」 と考える医療機関があります。 それぞれのお考えがあるので反論をするつもりはありません。 確かに「予約システム」を導入して「患者満足度」をあげたところで診療報酬が もらえるわけでも、患者単価をあげることも出来ないわけです。 考えかたのひとつとして 「まったく医療機関が費用負担する患者サービス」 と 捉えることも"あり”だと思いますし、今まではそうでした。 まだしばらくはそういう捉え方が主流として続くことでしょう。 違う側面からは 「患者が診療を受けるのに必要な費用(経費)」 と考えることもできます。 患者が不満や不安が少なく診察(医療)を受けられるように医療機関は暖房を入れたり クーラーを効かせたり電気を点けたりテレビや雑誌を準備したりしています。 最近では無料のミネラルウオーターや施設によっては無料コーヒーのサービスもあります。 それは何故かと顧みれば「患者さまに良い環境で待ってもらうため」です。 待ち時間が長くなってしまうので「院内環境」を居心地よくするように努力されています。 待ち時間を短くして「院内滞在時間」を短くすることも同じことです。 予約システムの導入もその範疇だと私は考えます。 つまり「予約システム」の導入は特別なことではなく「良い受療環境を提供」するための ごく普通のことだという時代になっていくべくだと思います。 混雑している貴院で「予約システム」を導入した際の「メリット」と「デメリット」を 箇条書きでリストアップしてみることをお薦めします。 「予約システム」で「待ち時間対策」は“必要な事?”“どうでもいい事?”。 電気やガスや水道のように当たり前に必要な費用だと思いませんか? 正太郎 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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