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想像を絶する過去の大津波。
今まで起きた津波の最大波高は 1958年にアラスカのリツヤ湾で最大80mが観測されています。 日本では1896年6月15日三陸を中心に襲った 「明治三陸地震津波」と呼ばれる巨大津波の38.2mの波高です。 これだけの波高の大津波がくれば今の日本では 沿岸部や内陸部でも想像を絶する被害があるでしょう。 北海道南西沖地震では 地震後3分から5分という かつてない速さで津波に襲われた奥尻島は 一瞬にして数百棟の家と200人以上の人命を失いました。 奥尻島は震源域に含まれる位置にあり いわば直下型地震に襲われたことになります。 そのため揺れがおさまってすぐ津波が襲来しました。 島の西側の藻内地区には30メートルという とてつもなく大きな波が来ました。 この地区は10年前の日本海中部地震でも 津波に襲われていますが その時は地震発生から17分後でした。 車で逃げ出した大部分の人は たった3分から5分後に襲ってきた津波にさらわれ 亡くなってしまいました。 津波情報が出される時間は気象庁の懸命の努力で 以前から比べると飛躍的にスピードアップしました。 但し地震による被害で停電などの恐れがあります。 地震が起きた時は速やかに高台などに非難しましょう。 日本の津波予報は、想定波の高さが 0.5m以上なら津波注意報 1m以上なら津波警報 3m以上なら大津波警報になります。 但し地震が発生してすぐに起きる恐れもあるので みなさんには注意してもらいたいです。 気象庁が発表している5つの提言 1.まずわが身の安全を考える。 2.車による避難の禁止。 3.財産の保全や持ち出しはあきらめる。 4.津波が浸水を始めたら遠くへの避難はあきらめ 近くの建物に(鉄筋2階建て以上)に避難する。 いつ日本列島を襲うかわかりません。 とにかく注意が必要です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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