採譜の部屋
耳コピーの訓練をしないと如何せんどうしようもないことが判明。本を買えばいいのですが、近場でそんな専門書を売っている店はない。ということで、やっぱり頼みはインターネット。今日はこんなサイトを発見!!「採譜という仕事にたずさわってもう20年ほどになりました。これまでに培ってきた採譜の全てをここに公開します!」おぉ、これなんじゃないですか!?僕の求めていたものは、きっとここにある。最終更新日が2003年となっていましたが、20年のキャリアを持ち、仕事にしている人が書いたサイトならハズレのはずがない。期待しつつ『採譜の部屋』というサイトに入場。採譜の方法が載っているカテゴリを見つけたので、クリック。曲を再生する装置の話や昨日紹介した低速再生しても音程が変わらないツールの話から始まり、いよいよ実際の方法を紹介。「解るまで聴く、これにつきます。もっとも必要なものは根気かもしれません。」……えっ!?それだけですか?そのあと読んでいくと、コードの探し方の話や採譜したものの確認の話が書いてあり、随所に"根気"という単語が現れます。どうなんですか、これ?絶対音感が必要と書いてある方がまだ納まりが良かったのではないかと思うのですが。まぁ、要は、僕には根気が足りていないと。そういうことですかね。しかしっ!!仕事に関するカテゴリを見てビックリ。----------------------------------------------------------------基本料金は、1パート1小節100円。複雑なパートは、難易度に応じて最高500円までの割り増となります。例) 4パートのスコア、4分の4拍子 1ページ8小節 5ページ程度料金 \16,000~明日までにこの曲の譜面が欲しい音源が手元に届けば数時間で譜面にしファックスで送信します。特急料金別途 \5,000この曲を私たちのアンサンブルで演奏したい採譜したものをさらに色々な演奏形態に合わせてアレンジします。編曲・アレンジ料 \5,000~----------------------------------------------------------------なんじゃこの値段は!?僕のやっている耳コピーは、6パート53小節。単純に見積もって軽く3万円は越えるんですけど、どうなの!?採譜ってそんなに特殊な作業なの!?!?僕のやってることってそんなに凄いことなの!?!?!?俄然やる気がでてきた、俺。今夜も文京区で、眠らない音楽家が活動を続ける…